5話の放送に間に合わせたかったのですが…無理でした
遅くなりましたが、4話②です。
この前の不良たちから、高校のグラウンドに呼び出されたボンスン。『自分たちを子分にして下さい!真の指導者を探していました!』とボンスンに跪く不良たち。ボンスンに言われたとおり、ちゃんとゴミを拾ったようです
その頃、ボンスンを偵察するためにトボン洞にやって来たペクタク(チンピラのボス)とその右腕アガリ。
まず最初に、二人は客を装ってチルグの店を訪れます。見るからに一般人ではなさそうな二人を、チルグと占い師の所から帰って来たジニが不審そうに見つめています
それにしても、鈍臭そうな二人…
一方、不良たちから自分たちを導いて下さい!と頼まれているボンスンの足元にサッカーボールが転がって来ます。
そのボールで遊んでいた高校生に『ボール!』と言われたボンスンがボールを蹴飛ばすと…物凄い勢いで飛んでいくサッカーボール一瞬で空の彼方へ消えていったサッカーボールを見て、驚く不良たち。
そのボールは、ちょうど店を出て歩いていたペクタクとアガリの頭上を白い光となって通り過ぎますそれを見て『UFOだ!』『トボン洞は凄い所だ!ここにビルを建てるぞ!!』と、大騒ぎする二人
ボンスンの尋常でない力を再び目の当たりにして、ボンスンにひれ伏す不良たち。彼らの歓声を背に受けながらグラウンドを後にするボンスン。
そこは、ボンスンの母校だったようで…ボンスンは自分の高校時代を思い出します。勉強ではなく、力のせいで大変な高校時代を送ったボンスン。
10人、100人がかりで押しても、誰が押しても落ちない…と言われていて名所になっている『揺れ岩』を、少し押しただけで落としてしまうボンスン
祖国に迷惑をかけたり…
体育の時間に、ぶら下がっただけで、鉄棒を曲げてしまうボンスン
望まない器物破損も少なくはなかった。
そして、その力を最後まで隠し通せるように願った高校時代最後の年だった…。
手を洗うボンスンの横を通りかかるグクドゥ。『俺はゆらゆらするコスモスみたいな女の子が好きだ。守ってあげたくなるような…。』と、わざとボンスンに聞こえるように(と、思う)話しながら通り過ぎて行きます。
聞こえないフリをして、実はしっかり聞いていたボンスンは、動揺して水道の蛇口を破壊してしまいます
それ以来、力の事をグクドゥに知られる事が何よりも怖くなったボンスンは、さらに力を隠して生きていくようになりました。
放課後の編み物クラブに入ったボンスン。受験勉強そっちのけで編み物に夢中になってしまいます
2009年9月。
ボンスンとボンギの大学受験を控え、お寺に合格祈願にやって来たジニとボンスン。仏像に向って『仏様、うちのボンギをハンセ医大に必ず入れるようにお助け下さい。うちのボンスンは、どんな大学でも良いので、入れるようにお助け下さい。』と、手を合わせるジニ。
邪魔くさそうに手を合わせていたボンスンは『勉強しないなら、せめて心を込めて願いなさい!』とジニに怒られます。
仏像と目が合ったような気がしたボンスン『大学はお任せするので、イン・グクドゥと付き合わせて下さい!』と心を込めて祈ります。
警察大学を合格したグクドゥに、手編みのマフラーとラブレターを渡して告白するつもりだったボンスン。ドキドキしながらボンギと話しているグクドゥをドアの陰で待っていると…
『お前、ジュヨンと付き合ってるんだってな?』とグクドゥに尋ねるボンギ。
『まあ、そういう事になった。』とグクドゥ。
『お前が絶対に入りたいって願ってた警察大学に受かった上に、うちの学校で一番イケてるソ・ジュヨンと付き合うなんて…。羨ましいよ!』とボンギ。
聞こえてきた二人のその会話に…持っていたマフラーを抱き締めて、隠れる事しか出来なかったボンスン
ボンギの医大合格のお礼に、再び寺にやって来たジニとボンスン。『有難うございます仏様。仏様のおかけでうちのボンギはハンセ医大に合格できました。それで、うちの哀れなボンスンを来年はぜ~ったいに…四年制でなくても良いです…二年制でも、どこでも良いので入れるようにお助け下さい!』と仏像に手を合わせるジニ。
娘の事を祈る母の隣で、身動き一つせずにジ~っと仏像を見つめていたボンスン。
ジニが仏堂を出た後も、仏像を睨み続けています
ボンスンとジニが帰った後、仏堂に入ろうとした和尚さんは驚いて腰を抜かしてしまいます。何と!グクドゥと付き合わせてくれなかった腹いせに、仏像を後ろ向きにしてしまったボンスンでした
ボンスンが家に帰ると、友達のギョンシムが遊びに来ていました。
その時『今から行くから。』と、グクドゥから電話がかかってきます。
ボンスンに、拉致された女性キム・ジウォンの婚約者の声を聞かせるグクドゥ。ボンスンが聞いた犯人の声と同じか?と尋ねます。
この人じゃない…とボンスン。
『お前も気をつけろよ。お前みたいな弱い女を狙う悪いヤツはたくさんいるんだ。』とボンスンの心配をするグクドゥ。
『絶対に捕まえてね、その犯人。』
『そうだな。絶対に捕まえるよ。』
『あんた…ヒジさんと上手くいってるの?』
『今日は地方公演に行ってる。』
今からまた警察署に戻ると言って帰って行くグクドゥに『頑張って!ちゃんとご飯を食べてね!あんた私の友達でしょ。』と声をかけるボンスン。
『俺の心配しないで早く行け。』と言って、行ってしまうグクドゥ。
夜の暗闇に消えて行くグクドゥの後ろ姿を、切なそうに見つめるボンスン。
ションボリとして家に戻って来たボンスンを見て、イン・グクドゥに会った後はいつも元気が無くなる…と言うギョンシム。
気分が沈んでるから深夜映画でも観に行こう…とギョンシムを誘うボンスン。ちょうど帰って来たボンギに『あんた、もしかして今日グクドゥの彼女と会った?』と尋ねるボンスン。昼に会ったと聞いて『グクドゥに地方に公演に行くって言ったくせに、悪い女め!』と呟き、ヒジにムカつくボンスン
ギョンシムから誘われて、ボンギもボンスンたちと一緒に映画を観に行くことになります。
一人で考え込んでいるミンヒョク。何か、心を決めたようにスマホを手に取り立ち上がります。
ミンヒョクが電話をしたのは次男のドンソク。ドンソクに助けを求めるミンヒョク。
少し前から脅迫されている事、モデルガンで狙われた事、そしてドンハ(長男)とギョンファン(三男)のどちらかを疑っている事を話します。
そんな事があったと知らず『助けてやれなくてすまなかった。』と謝るドンソク。←こいつが一番怪しい!『誰なのか明らかにしてくれ。俺の考えではアン・ドンハかアン・ギョンファンのどちらか一人だ。伝えてくれ、あいつらに…捕まえたら…殺してやるって。7歳のガキのアン・ミンヒョクとは違うって。』そう言いながら、7歳の頃の事を思い出すミンヒョク。
ドンハとギョンファンからタンスに入れと虐められていたミンヒョク。
その兄と弟を止めて、真っ暗なタンスの中で泣いていたミンヒョクを、扉を開けて明るい所へ連れ出してくれたドンソク。
洋服で隠してあった少女の絵を見つめるミンヒョク。
望まなかったのに…やはり避けては通れなかった兄達との争い。
これから起こる何事にも負けない…と、絵の少女に誓っているかのように…。
映画の時間を調べるギョンシムとボンスン。
その時、ミンヒョクから『お前、何してる?』とメールが届きます。
『友達と映画を見に行きます』と返信するボンスンに『俺も入れて』とミンヒョク。
嫌がるボンスンですが、ギョンシムは一緒に行こう!と大喜び
皆のチケットを買ってやる…とミンヒョク。
ボンスンの家の前で張り込み中のペクタクとアガリ。ボンスンたちが出かけるのを見て、後をつけます。
映画を観ていて、突然泣き始めるボンスン。特に悲しい場面でもないのに大号泣するボンスンに、ミンヒョクや映画館まで尾行して来たペクタクとアガリは驚きます
人目もはばからず、泣き続けるボンスン。
世界で最も悲しいヒーロームービー!もう終わらせてくれたら良いのに…。
泣いて崩れた化粧を直して三人の所へ戻って来たボンスンを見て『一体どういう事だ!?』と説明を求めるようにボンギに視線を送るミンヒョク。その視線に気付いて『ああ!うちの姉さんは昔からハルク、アベンジャーズ、スパイダーマン…そんなヒーロームービーを観たら泣くんです。』と説明するボンギ。
『なぜ?ハルクの破れたパンツが悲しいのか?スパイダーマンの仮面が息苦しそうで?お前、変わってるな…。まあ、いつもそうだけどな。凄いよ。』と呆れるミンヒョク。
その言葉にぶすくれるボンスンに気分を変えにクラブに行こう!とギョンシム。
ミンヒョクが奢ってやる!と言うので大喜びする三人。ボンスンの後をつけていたペクタクとアガリですが、四人がクラブに入って行くのを見て、お腹も空いたので尾行を切り上げる事にします。
アガリから『男のうちの一人はアインソフトのアン・ミンヒョクです。』と聞いて、興味を示すペクタク。
クラブでガンガンお酒を飲むボンスンとギョンシム
良い気分になったボンスンとギョンシムは踊りにフロアへ降りて行きます。
『姉さんは飲んだらダメなのに…。』と心配するボンギ。
『その通りだ。飲んで無くても変なのに、酒まで飲んだらどうなることやら?』とミンヒョク。
いつの間にか、楽しそうに踊るボンスンを眩しそうに見つめています
テンションがMAXになったボンスン。
フロアに立っていたポールの一つを掴みます。すると…ポールを引き抜いてしまったボンスン
酔っ払ってポールを振りまわすボンスンに周りの人たちは大騒ぎ!
慌ててボンスンを止めに行くボンギ。そんなボンスンを見て嬉しそうなミンヒョクって…変わった趣味をしてますね
翌朝、目覚めたボンスンには昨夜の記憶がありません。台所でお茶を飲むボンスンの背中を『この、イカれた子!!』と言って叩くジニ。
『あんた、昨日、何をしたか覚えてないの!?』とジニに聞かれて記憶を辿るボンスンは、クラブで暴れた事を思い出します。
『あんたをイケメンの社長さんが送って来てくれたのよ。でも、あんたが何をしでかしたか知ってる!?』と声を荒げるジニ。
『もしかして、吐いた⁉︎殴った!?』と不安に駆られるボンスン。
『むしろ、その方がよっぽどマシだったわよ!』
『私が何をしたのよ~!?』
昨夜、酔っ払いの女二人を連れて帰って来たミンヒョクとボンギ。
まともに立っていられないボンスンを支えながらミンヒョクに挨拶するジニ。
すると…『お母さん。この人間は、ほ~んとに面白くないのよ!』と言いながらミンヒョクの頬を引っ張るボンスン
ボンスンをミンヒョクから引き離して謝るジニに『お母さん!この子ゲイよ!』と言って笑うボンスン。
さらに『おい!お前…もう、私が…お前がゲイだって事実を「ログアウト」してやる!』と暴言を吐くボンスンに『それは「ログアウト」じゃなくて「ログイン」でしょ!』とツッこむジニもしかしてカミングアウトのこと!?
『おい!お前、グクドゥに近付いたら私が殺してやる!お前がグクドゥのお尻を触ったら、私が…お前のお尻を私が…お前の体から失くしてやるから!私はこの人間から離れて…私は、ただ…無職に戻るのよ~っ!』と叫んで両手を広げるボンスン
止めに入ったボンギに連れて行かれるボンスンでした。
ジニから全てを聞かされて頭を抱えるボンスン。
さっさと会社に行ってミンヒョクに謝れ!と怒って出て行くジニ。
昨日の事を激しく後悔するボンスン。
失踪届けが出ている女性が、今回の事件と関係がありそうだ…と上司に報告するグクドゥ。
32歳でバレエ学校のオーナーだという女性。バレエをしているなら痩せているはず…と上司。
どうやら犯人は若くて痩せている女性を狙っているようです。
調査してみろ!と上司に言われるグクドゥ。
その後も、現場の足跡から犯人の履いていた靴が限定モデルの靴だと報告が入ります。
その頃、犯人のアジトで目を覚ますバレエ学校の女性。
泣き叫ぶ女性に注射を打って『お前は俺の二番目の花嫁だ。俺は痩せた女が好きだ。それでこそウェディングドレスが着れるんだ。一日に一食だけ食べろ。』と話しかける犯人。
最初に拉致されたキム・ジウォンは、諦めたのか…一日に一度だけの食事を貪るように食べています。
『バレエ学校のオーナー、イ・ジュヨン。最後に目撃されたのは二日前の午後11時。』と皆に伝えるチーム長。
その時間に飲み屋で目撃されたのが最後で、運転代行を頼んだ…と報告し合う刑事たち。
とにかく女性の車を探す事になります。
歯磨きをしながら、今回の失態について言い訳を考えるボンスン。
一つ目、精神科で治療中。二つ目、何も無かったように振舞う。三つ目、ミンヒョクも飲んでたんだから記憶違いでは?と、とぼける。四つ目、イケてる男を紹介する…などと考えを巡らせるボンスン
一方、こちらも身支度中のミンヒョク。
昨夜のボンスンを思い出して『ああ、ト・ボンスン。』と嬉しそうに微笑みながらボンスンに電話をかけます。
ミンヒョクからの電話に『代表さん。良くお休みになれましたか?』と、とりあえず平静を装う事にするボンスン。
『ああ。よく眠れた。朝食は食べたか?ボンスン、俺が今日は会社に出勤する日だって知ってるよな?会社で会おう。朝ごはんを食べてゆっくり来い。俺は運動してから出勤するから。早く来る必要はない。じゃあ、また後で。』と穏やかな声で話すミンヒョク。
宿題をして来なかった時に、先生が病気で学校に来なかった…そんな気分かな!?
ミンヒョクの態度が優しかったのでスマホを見つめて大喜びするボンスン。
一方、電話を切ったミンヒョクも
『ああ、可愛い!マジで…。お尻を体から失くすって!?わ~、凄く奇抜で…猟奇的で…セクシー!あ~、可愛くてたまらない!』とスマホに向って話しかけています。やっぱり変わってる
ウキウキしているボンスンに『ねえ、あの社長さん、どんなに考えてみてもゲイじゃないみたいだけど?』と話しかけるギョンシム。
『ギョンシム!そんな事は重要じゃないのよ。人柄が重要なのよ。うちの社長さんは凄く人間ができてるのよ。』
『おかしいヤツとか何とか言ってたのに、そんなに急に変われるの?あんた。』と呆れるギョンシム。
会社に行く途中で、男の人とぶつかるボンスン。『すみません。』と言って、そのまま行ってしまう男性。
その声を聞いて…病院でぶつかった時の、医者に変装した犯人の声を思い出すボンスン。
驚きのあまり、その場から動けなくなってしまうボンスンです。
やっと4話終了!
ミンヒョクの好みのポイントがズレていて面白いです
悩んだり、笑ったり、見惚れたり、怒ったり、痛がったり…とにかく色んなシーンでコロコロ変わるミンヒョクの表情や感情を、上手に自然に表現しているヒョンシクの演技が素晴らしい
いつの間にか良い役者さんになりましたね
来週は我が家の第一王子が春休みで長崎から帰ってきたり、韓ドラチングと会ったり…とちょっと忙しくなりそうなので、続きのUPがさらに遅くなるかも知れませんが…また読んでいただけたら嬉しいです
長文に最後までお付き合い頂き有難うございました
画像お借りしました。