またまた長くなってしまいました
ということで、第6話後編①です
病院の屋上に立ったピョリが、宙に向って一歩踏み出そうとした瞬間…

『本当に死ぬまでされるんですか?どうせ、未練が無くなっても一緒には逝けないじゃないですか。』と、呆れたようにピョリの隣に立つヨンギ。
ピョリは自殺するのではなく、ヨンギを呼び出すつもりだったのでしょうか??
『伝えて下さい。何としてでも助けるように。』と、いつもと違って強い口調のピョリ。
『何で、私がそんな事を…?』
『代わりに私が逝きます。だから、助けて下さい。』
『ウジュの代わりに、先輩がどうやって逝くんですか?』
『いいえ。私があの時、連れて行かなかったあなたの娘!』とピョリに言われて顔色が変わるヨンギ。

病院の屋上に立ったピョリが、宙に向って一歩踏み出そうとした瞬間…

『本当に死ぬまでされるんですか?どうせ、未練が無くなっても一緒には逝けないじゃないですか。』と、呆れたようにピョリの隣に立つヨンギ。
ピョリは自殺するのではなく、ヨンギを呼び出すつもりだったのでしょうか??
『伝えて下さい。何としてでも助けるように。』と、いつもと違って強い口調のピョリ。
『何で、私がそんな事を…?』
『代わりに私が逝きます。だから、助けて下さい。』
『ウジュの代わりに、先輩がどうやって逝くんですか?』
『いいえ。私があの時、連れて行かなかったあなたの娘!』とピョリに言われて顔色が変わるヨンギ。
『あの子は有名じゃなかったし、他の死神たちも関心が無かったのに…。あそこに、あなたがいた唯一の理由…。』

ピョリが女の子を連れて行きそこなった時、驚いたように立っていたヨンギ。

彼は小さな娘の足元に跪き、涙を流していたのです。
何で驚いているのか不思議だったけど、こういう事だったんですね!
その様子を不思議そうに見ていたピョリ。
ヨンギと女の子が写っている写真を見せられて『私、知ってるわよ。』と女の子に微笑むピョリ。
『本当に?』

『勿論!うちの会社で一番仕事ができて、人気も凄くあるのよ。』
『パパに、もう少し(この世に)いてから行くと伝えてくれますか?私までいなくなったらママが凄く泣きそうだから。』と幼いながらも、一人残される母を想う女の子
『本当に?』

『勿論!うちの会社で一番仕事ができて、人気も凄くあるのよ。』
『パパに、もう少し(この世に)いてから行くと伝えてくれますか?私までいなくなったらママが凄く泣きそうだから。』と幼いながらも、一人残される母を想う女の子

ピョリが娘の事を知っていて驚くヨンギ。
『そうされますよ。私、全て思い出したんです。私が許すと言っていたと伝えて下さい。許し…絶対に出ないのだけれど…。許しはするものではなく、ただ自然にされるものだから。』

セジュの家にあった家族写真を見て驚くピョリ。

ク所長はセジュの父でした

『な、何を…。まだ(娘が)逝くまでに7年あるのに…。』と狼狽えるヨンギ。
『やっと日々が輝きだす前に、可哀想じゃないですか?初恋、初キス、デート、旅行…。していない事がすごく沢山あるのに。その時、代わりに私が逝きます。』と、真っ直ぐにヨンギを見て言うピョリ。
『やっと日々が輝きだす前に、可哀想じゃないですか?初恋、初キス、デート、旅行…。していない事がすごく沢山あるのに。その時、代わりに私が逝きます。』と、真っ直ぐにヨンギを見て言うピョリ。
黙り込むヨンギに『なぜ?あの時、あなた失敗したじゃない。』と言うピョリ。
ウジュと間違えて違う人を連れて行った事ですね。
『私の娘の名前で代わりに逝くのか…?』
『だから、私たちを少し…もう少しだけ一緒にいられるように伝えて下さい。』と、涙を流すピョリ。
ヨンギは溜息をついて、ク所長は認めないだろう…と心配します。『だから、私たちを少し…もう少しだけ一緒にいられるように伝えて下さい。』と、涙を流すピョリ。
『そうされますよ。私、全て思い出したんです。私が許すと言っていたと伝えて下さい。許し…絶対に出ないのだけれど…。許しはするものではなく、ただ自然にされるものだから。』

セジュの家にあった家族写真を見て驚くピョリ。

ク所長はセジュの父でした

ク所長が亡くなって、生活のために忙しく働いていた息子。この日、亡くなるはずだったのはピョリではなくセジュでした。彼を迎えに来ていたク所長でしたが…

疲れたセジュが居眠り運転をして壁にぶつかりそうになって、思わず横から手を出して車のハンドルを切ってしまったク所長。

そして、セジュの車はピョリに向って方向を変え…そのぶつかる瞬間に運転席のセジュとク所長を見ていたピョリ。所長の顔が怖い

屋上でピョリから聞いた話を報告するヨンギ。

『私の息子の代わりにあの子を連れて行くつもりは無かったのだが…。愚かな子だ。送り返した時、残りの生を生きて後悔すべきだったのに。』

『死神が人の命を奪ってどうするんですか!?でも、これが外に漏れたら…その場所にいるのは難しいようですが…。』
『そう脅迫していたのか!?』と険しい表情で振り向くク所長。

慌てて『いえいえ…絶対にそんな事はありません!理解する…と仰っていました。最後を悪縁にせずに因縁として終わらせたいと。結局、死神も人じゃないですか。』と、ク所長にピョリの言葉を伝えるヨンギ。
屋上でヨンギに言っていたピョリ。

『どうしてでも、守りたかったその気持ち…理解できるから。結局、死神も人じゃないですか。』と…。
手術中に危険な状態になるウジュ。
VIP室に電話をかけるク所長。

トップたちの今までの失敗を上げて、『脅迫しているのではありません。理解できます。死神も人じゃないですか…。ここにいるのは全て人です。』とウジュを連れて行くことを拒否します。
『責任を取る者が必要なら…その責任を私が負いましょう。その代わりウジュは暫くそちらに送りません。』そう言って電話を切るク所長。
一時は心停止したものの、奇跡的に持ち直したウジュ。

ヨンギは薄っすらと笑みを浮かべて手術室を後にします。
窓から差し込む明るい光に目を覚ますウジュ。

眠るピョリに気付いて、そっとその髪に触れてみます。


その気配に気付いて目を覚ましたピョリは、嬉しそうにウジュを抱きしめます。
私たちに与えられた…その場所にいられる短く…長い時間の間に…私が出来る事。

ピョリの星はまだ一つ残ったままです。
セジュの消防署とソリの病院に『故オム・チュンギル氏』から寄付の物資が大量に届きます。


『ククスで儲けた財産を全て寄付するなんて、大したおじいさんだ!』と感心する看護師さん。ピョリが買い物した残りを全て寄付したのでしょうね

届けられた物資を運ぼうとするソリに『おかげで忙しくなりましたね。』と声を掛けるセジュ。

『まあ、忙しいのは忙しくて…それって生きてるって事ですよ。タバコもやめて、睡眠薬もやめて…ああ、私これで本当にいい人だわ。』とソリ。

その言葉に思わず微笑むセジュ。

『あ、笑ってる!笑ってる顔を見たのは初めてです‼︎』と嬉しそうに笑うソリ。
許すという事。そして、まるで死なんて無いかのように愛する事。
結婚式みたいに飾られたピョリの家で、ウエディングマーチを弾くウジュ。



真っ白なドレスを着たピョリが、ゆっくりウジュに向って歩いて来ます。
ピアノの前で、一通の手紙を取り出して読み始めるウジュ。

『「こんにちは。ウジュ様。私は隣の学校のソファ女学校3学年8番、卒業を控え、自慢はスターズ(ファンクラブの名前?)一期のキム・ハナと申します。」』と、ここまで読んでピョリを見つめてニヤッとするウジュ。
『どこから出して来たんですか!?』と驚いて手紙を取り上げようとするピョリ。
『じっとしてろ!「ウジュ様の歌は無力(?)で辛い学校生活の中の慰安なのです。」』

手紙を取り上げようとするピョリから逃げながら読み続けるウジュ。
『「おかしく聞こえる事でしょうが…」』
教室で、ウジュにファンレターを書くピョリ。
ウジュがデビューした時からピョリはウジュの事が好きだったんですね


私は必ずウジュ様と結婚するみたいな、強い予感がするのです。
そのいつか、私が訪ねて行ったら、必ず会ってくれますよね?
恥ずかしいですが、私と結婚していただけますか?
ウジュ様、ウジュ(Would you)マリ ミ?

練習の合間に、初めて貰ったファンレターを嬉しそうに読むウジュ。


ウジュから手紙を取り上げて『お前ファンレター貰ったのか!?プレゼントまで貰って…』とひやかすマネージャーさん。

手紙と一緒に貰ったのは、あのウサギのぬいぐるみ。

お腹を押すと『守ってあげるよ、永遠に。愛してる!』とピョリの声が聴こえてきます。
公衆電話から電話をかけるウジュ。その手にはドリームワールドのチケットが…。


ウジュが『明日、何してる?じゃあ、俺たち会おうか?』と尋ねた相手は…

ピョリでした

憧れのウジュからのデートの誘いに大喜びで出て行くピョリ。
この後、交通事故に遭ったのでしょう…。
事故がなければ7年前に出会っていたはずのウジュとピョリ。
手紙を読み上げられて恥ずかしがるピョリを抱き上げて、ピアノの上に座らせるウジュ。


ピョリの手を取り薬指に指輪を嵌め

『俺と結婚してくれますか?』とピョリを見つめるウジュ。
今さらプロポーズ!?結婚式じゃなかったの!?と思わずつっこんでしまいました

もちろん、笑顔で頷くピョリ

ピョリにキスするウジュですが…

やっぱり鼻がぶつかってしまいます


7年の時を経て、やっと出会う事ができた二人。
でも、二人に残された時間もまた、7年しかないのです…。
あと残り少しなのですが、ラストもステキなシーンがいっぱいあって…
写真を貼り付けていたら異常に長くなりそうだったので一旦これで終わります
最後までお付き合い頂いて有難うございました
画像お借りしました。
事故がなければ7年前に出会っていたはずのウジュとピョリ。
手紙を読み上げられて恥ずかしがるピョリを抱き上げて、ピアノの上に座らせるウジュ。


ピョリの手を取り薬指に指輪を嵌め

『俺と結婚してくれますか?』とピョリを見つめるウジュ。
今さらプロポーズ!?結婚式じゃなかったの!?と思わずつっこんでしまいました


もちろん、笑顔で頷くピョリ


ピョリにキスするウジュですが…

やっぱり鼻がぶつかってしまいます



7年の時を経て、やっと出会う事ができた二人。
でも、二人に残された時間もまた、7年しかないのです…。
あと残り少しなのですが、ラストもステキなシーンがいっぱいあって…


最後までお付き合い頂いて有難うございました

画像お借りしました。