全6話のこのドラマ。もう最終回まで観てしまったのですが…
5話は後半から…6話は最初からウルウルでした
観始めた時は、こんなに泣けるドラマだと思っていませんでした。
このドラマのニュースを見ていたら、名前が分からなかった登場人物の名前が出ていたので記しておきます。
ヨン医師:ヨン・ソリ、優秀な死神:チョ・ヨンギ、死神の上司:ク所長。
今回から上記の名前で書いていきます。
では、第5話です。
約束の時間にはすっかり遅くなってしまったけど、ピョリの元へ行くつもりなのか…慌てて病院を出るセジュ。
そんな彼をソリが呼び止めます。
『今日、言わなかったら、また勇気を出せなさそうだから…。』と告白を始めるソリですが『私が美人の医者で、収入もあなたの2倍だけど…考えてみると、私はぶっきらぼうでタバコを吸うし、睡眠薬が無いと眠れなくて…友達もいないしご飯を作ったりとかそんなの全くできないんです。でも、班長さんは顔も性格も全部私のタイプだから…』と何を言っているか訳が分からなくなってしまうソリ。
『それって危険な職業です。そうでしょう?今日みたいに…本当に…死ぬ事もあるんです。怖いじゃないですか。いま言わないと、明日は出来なくなりそうで…。好きなんです。あなたが受け入れるかどうかなんて関係ないんです。だけど…怪我しないで下さい。』と涙を浮かべて告白するソリ。
そして、ほどけたままのセジュの靴紐を結んであげます。
一方、ピョリの手を引いてバスに乗るウジュ。
先にバスに乗っていた人たちが『ウジュじゃない!?』と大騒ぎ。
写真を撮る人もいるので、ウジュの事を心配するピョリ。
ピョリの心配をよそに、さらに手を握り締めるウジュ。 スホ君、肌が白いっ
『一体どこに行くんですか!?』とうろたえるピョリに
『行きたい所に行って、食べたい物を食べて…そうやって暮らすんだろう? 海を見に行こう!』と言ってピョリに微笑むウジュ。
楽しそうなウジュと慌てるピョリを乗せて、バスは走り出します。
四つ目の未練は…『海へ旅行』。
朝日で輝く海に向って手を繋いで走るウジュとピョリ。
誰もいない海で、人目を気にすることなく二人の時間を楽しむウジュとピョリ。。
このシーンがとっても綺麗だったので写真多目で
病院の中に戻って来たソリ。
涙ぐみながらセジュから言われた言葉を思い出しています。
『私に、そんな資格はないんですよ、先生。』と無表情のままのセジュ。
『もしかして、私が医者だからですか?そんなに特別じゃないんですよ。私は応急処置室の死神だって笑われたりもするんです。それに、タバコもやめます。』
『分かってますよ。ヨン先生が良い人だって事は。』
『ク班長さんを長い間見てきたけど、100%良い人ですよ。』と少し笑顔を見せるソリ。
『違います。私は良い人ではありません。すみません、先生。』とすぐに否定するセジュ。
『何が申し訳ないんですか?私の気持ちなのに…。』そう言って諦めたように立ち去るソリに『睡眠薬とタバコ…なるべくやめて下さい。体に良くないですよ。』と声をかけるセジュ。
クルっと振り向いて『ほら!良い人で合ってるじゃない!』と言って、歩き出すソリ。
その後姿を無表情のまま、見送るセジュです。
食べ物を買いに来たウジュとピョリ。
お互いに『何が食べたい?』と尋ね合い…
いつもならウジュが絶対に食べないお菓子やカップラーメンなど大量に買い込む二人。
『食べたい物』を楽しそうに食べる二人。
食後は、また楽しそうにはしゃぐウジュとピョリ。
顔をしかめてばかりだったのに…とても楽しそうに笑うウジュ。
『何色が好き?』と尋ねるウジュ。
『白色です。』と答えたピョリに、握り締めていた手を開くウジュ。
その手のひらには白い貝殻がいっぱい。
陽が落ちて、真っ黒な空と海を眺めるウジュとピョリ。
『母さんが亡くなってから、父さんと俺はここにあまり来なくなった。小さい時、家の中がいつも暗かったんだ。父さんはすごく忙しくて…今では俺がすごく忙しくて。』と言うウジュ。
それには答えず、空を見上げて、空の星がライブの時のペンライトみたいに綺麗だ。ウジュの登場前っていつもこんな感じなのよ…とピョリ。
『そこを守ってる星たちが一つ二つと消えていくのを想像するんだ。また暗くなって、一人取り残される。考えてみたら当然なんだけど。正直、いつ気持ちが変わるか分からないじゃないか。』
『ウジュ様。私たちはウジュ様がどれくらいちゃんとしているか見張ってるんじゃなくて、ただ見守ってるんです。すごく辛い時に、この空の星を見上げるように。ウジュ様が輝く瞬間、私の暗い日々が突然、キラッと一緒に輝くんです。辛くても「ああ、大丈夫だ。」って…。だから、他の誰かの光になるなんて誰にでもできる事じゃないんです。なかなかステキな人生だと思うわ。可愛いヤツ。』そう言って微笑むピョリ。
『だから、すごく辛いなら少し休んでから輝けば良いんですよ。いつも輝こうと努力する必要はないんですよ。』と言われて何か考えている様子のウジュ。
その隙にウジュのスマホでウジュの父親に『愛してる』とメールするピョリ。

それを見せられて『父さんに、こんな事を一度も言ったことないのに…。』と慌てるウジュ。
『気持ちは表わさないと分からないし、最後も本当に分からないんです。私みたいに後悔しないように。』そう言って悲しそうに微笑むピョリ。
すると、すぐにウジュ父から『私も愛してるよ、私の息子。父』と返信があります。
それを見て微笑み合う二人。
ピョリにキスしようと顔を近付けたウジュですが、ピョリがうつむいてしまったので、また鼻がぶつかってしまいます。



キスするのをやめて、ピョリを抱き寄せるウジュ。ピョリが好きで仕方ない…という感じですね

その頃、父もウジュからのメールを見て嬉しそうに微笑んでいます。

父のお店の中はウジュのポスターでいっぱいです

次は、花火を楽しむウジュとピョリ。

二人をマネージャーさんが迎えに来たようです。

マネージャーさんは『ああ、ここは本当に良いなぁ。オッパがいつも忙しくて、電話だけで悪いな…。』と彼女と話しているようです。

『大丈夫。良いのよ。こうやって一緒にいるって思っておく。』と答える彼女の声と共に、マネージャーさんの手に指を絡ませたのは…

何と!まさかの幽霊さん

ずっと彼女と電話していたけど…まさか、幽霊さんだったなんて

『なあ、こんなふうに電話で話すだけじゃなくて、本当に会いたいな。』と、電話の相手が隣にいるとは夢にも思わないマネージャーさん

『私もよ!このヤロー!!』と叫ぶ幽霊さん。
『口が悪いけど、好きだ。』と笑うマネージャーさん。
『愛してる!このヤロー!』
『口が悪いけど、好きだ~!』と愛を叫ぶ二人

砂浜に座って、二度目の朝日を見るウジュとピョリ。




朝が来て、星はだんだんと消えていくけれど…本当は全部その場所にあるじゃないですか。目に見えなくても、無くなってしまったわけではないんですよ。

そして、また一つピョリの星が消えて行きます…。
疲れた様子で仮眠室に入って来るソリ。

『W』のヨンジュの仮眠室と一緒だ


睡眠薬を飲もうと引き出しを開けるソリですが、セジュの言葉を思い出してタバコと一緒に捨ててしまいます。
窓にぶら下げているセジュから貰った花束を見つめて頭から布団を被るソリでした。
お花屋さんで、いつもの花束を買うセジュ。靴紐がほどけている事に気付きます。

靴紐を結びながらソリから『怪我しないで下さい。』と言われた事を思い出しています。

そして『同じものをもう一つ下さい。』と言うセジュ。
でも、店を出ようとすると電話がかかってきて…暫くその場から動けなくなってしまいます。
あの女性の病室を訪れたソリは、看護師さんが部屋を片付けているので驚きます。

花束を捨てようとした看護師さんの手を止めるソリに容態が悪くなったので集中治療室に移した。セジュには連絡した…と看護師さん。

そして…病室に飾られていた写真立てを見て愕然とするソリ。
車の中でピョリの手をしっかりと握り締めているウジュ。

するとソリから電話がかかってきます。

『ウジュ!?私だけど…どうしてこんな事があるの!?私、思い出したの、その子。一体、誰なの!?』と困惑した表情のソリ。

『娘さんが亡くなって間もなく倒れられて…それからずっと入院されているの。今まで持ちこたえられたのは奇跡よ。』そうソリから聞かされて、急いで病院に駆けつけるウジュとピョリ。
病室の前でソリが待っています。

写真をピョリに渡すソリ。

それは、ピョリとお母さんが一緒に写っている写真でした。

踏み潰していた靴の踵を直して病室に入るピョリ。


七年ぶりに会った母の変わり果てた姿に、なかなか言葉が出て来ないピョリ。
うっすらと目を開けている母に、やっとの事で話し始めます。
『お母さん。正直、怖かったのよ。もしかして、私がいなくても幸せに暮らしているんじゃないかって…。そうなら傷付きそうだったから。だから会いに行かなかったの。美味しいものを食べて、好きな所に行って…ちゃんと暮らしていなきゃ!なぜ、こんなふうに待ってるのよ!?お母さん…でもね、私もあれが私たちの最後だとは分からなかった。だから、この言葉を言えなかった。』そう言って涙を飲み込んでから…『愛してる。愛してる、お母さん。』と笑顔で母に伝えるピョリ。

その言葉が聞こえたのか…母の目から涙がこぼれ落ちます。

『愛してる。』ともう一度ピョリが言った後、苦しみ始める母。
『怖がらないで、お母さん。終わりじゃないのよ、大丈夫。』その言葉を聞いて…娘に見守られながら息を引きとる母。

泣きじゃくる娘の涙をそっと拭って、この世を後にする母。
それに気付いて『愛してる、お母さん。愛してる!』と何度も心の中で呟くピョリ。

そして、また一つピョリの星が消えて行きます。

五つ目の未練は『出来なかった挨拶』でした。

六つ目の未練は『勇気ある許し』。
病室を出たピョリを待っていたのはセジュ。

他に家族がいなかった母を、セジュが今までずっと七年間お世話してきた…と言っていたソリ。
ピョリをはねた車を運転していたのはセジュでした。

病室から出て来たピョリの前で跪くセジュ。

『最初は自分がおかしくなったと思ったけど…とにかく、天からの助けかと思った。もし、私が死んで地獄に行ったら、この言葉を…もう言えないから。』そう言うセジュに首を横に振るピョリ。
『ごめんなさい。本当に申し訳ありませんでした。』

『やめて下さい。絶対…絶対に許しません。』と彼をそのままにして行ってしまうピョリ。


心配そうに見ていたウジュに『私が行くから。』とピョリの後を追うソリ。
ボンヤリとベンチに腰かけるピョリの隣に座るソリ。

そして、七年前の事を話し始めます。
研修医だったソリは血や酷い怪我が怖くて、ろくに患者の治療が出来なかった事。
死に直面することが辛かった事。
そんな時に、女子高生が運ばれて来て…看護師たちが医者を探す中、隠れて見ていたソリ。



それはソリが初めて経験する死だったけれど…でも、その死はソリの手で止められたかも知れなかった事。

その子が亡くなる姿を見て、怖いのは血ではなく、患者が死ぬ瞬間でもない…怖いのは、ただそこに立っているだけの自分だと思い知った事。

自分の手で人を死なせたり生かせたりする事。
『それからずっと睡眠薬を飲まないと眠れないし、タバコも吸うのよ。もし、私が助けていたら生きていたんじゃないか?それに、もしかしたら最後は私のせいだったんじゃないか?と…。』と言ってピョリを見つめるソリ。

『これからは私が代わりにお守りします。』とピョリの母の手を取るセジュ。


『申し訳ありません。』と、うな垂れて何度も言うセジュを見ていたソリ。
だからピョリオンマの様子を気に掛けたり、花瓶の水を替えたりしていたんですね

『信じられないけど、信じたいんです。もう一度、生きていてくれて…私は凄く有難いから。』と涙で潤んだ目でピョリを見つめるソリ。
彼女の話を聞いて手首の星を確認するピョリ。

星はまだ消えていません。

でも、その時何かを感じたピョリ。

ソリが去った後、ピョリの隣に座るウジュ。
ウジュが優しく握り締めたピョリの手には… もう星が一つしか残っていませんでした。

ヨンギを呼び出し『行って連れて来い。』と言うク所長。『はい』と返事したものの

『それで、知っているのですか?結局は自分のせいで死ぬという事を。』と尋ねるヨンギ。
疲れ果てたピョリを守るように…



優しく抱き締めるウジュです。
書きたい事は色々あったのですが、文字数制限でかなり削ってしまったので次回で

長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂いて有難うございました

画像お借りしました。