
サンルームに死神を連れ出したウンタクは頻繁にチキン店に来る死神に目的は私じゃなくて社長さんなのか!?と問い詰めます。
『そんなんじゃない。ただ(ソニに)会いに行っているだけだ。私が誰なのかお前が言わなければ私たち皆が平和みたいなんだけど。』
『おじさんこそ話さないで下さいよ!テヒオッパが私のバイト先の店に来てる事…私を見て明るく笑う事、帰りがけにチキンをもう二つテイクアウトする事を…私たちだけの秘密だから!』とウンタクが死神に口止めしていると、突然『秘密!?』と怒って現れるトッケビ。

驚くウンタクに『バイト先に遊びに来たって!?明るく笑ったって!?』と怒鳴るトッケビ。
『ところで、明るく笑ったのが秘密だとしてテイクアウトしたのはなぜ秘密なんだ?お前、正直に言え!お前、あいつにクーポンを何枚やった!?』と死神。死神が気になるのはそこなのね~

『お前(死神)も黙ってろ!あいつ何回来たんだ?』と言うトッケビを遮り『あいつが5回来たとして、それならクーポンは何枚にならないといけないんだ!?』とクーポンに執着する死神

死神に黙っていろと言って、ウンタクに『あいつが誰のお蔭で野球ができていると思っているんだ!?私が守護神になってやったからなのに…何にも知らずに!』と怒るトッケビ。
『まあ、そうだとしても、それはおじさんのお蔭なんでしょうか?全て私の初恋テヒオッパの意志でしょう?人間の意志をご存じないのですか!?私を見て!おじさんの剣をギュッと掴んだじゃない、結局!!綺麗にさせたくないみたいねっ!』と憎たらしく言い捨ててプイッと去って行く女子高生ウンタク

彼女の後姿を呆れて見送り叫び声を上げて壁を叩くトッケビ

まだクーポンの計算をしている死神に『非業の(?)死のシステムはどうなってるんだ?基本だけ教えてくれたら自分でやってみるから。そうしたら私がチキンのクーポンを解決してやる。』とトッケビ。
トッケビに冷たい視線を送り『もっと早い道を知ってるのに、なぜ私がお前に?ウンタク~!チ・ウンタク~!』とウンタクを呼びながら行ってしまう死神。
拳を握り締め『わ~っ!』とトッケビが叫ぶと同時に鳴り響く雷鳴

その日(?)テヒが家に帰ると…子どもの頃に消えてしまったピアノが戻って来ていました

『ねえ、チ・ウンタク!ちょっといい?気になる事があるんだけど…試験はできた?』と呼び止めたのは、タバコの一件でウンタクを助けてくれた同級生。
受験校が同じだとしても自分は社会配慮者選考だからあんたとは関係ないとウンタク。
『それで、あんた受かるって?あんた幽霊が見えるんでしょう?幽霊たちはそういう事は言ってくれないの?私、自分が受かるかどうかが気になって…。』
『本当に聞きたい事はそれだったのね。だけどあんたはハッキリしていていいわね。陰口言わないし。』とウンタク。
気になる事があると我慢できないと言う同級生に『それで勉強ができるのね。(幽霊は)ただ見えるだけで何も教えてはくれない。行くわね。』と言って帰ろうとするウンタクに
『私たち、三年間同じクラスだったけど三年分を今日で全部話したわね。あんた明日ソウル大の面接でしょう?うまくやって。』と微笑んで去って行く同級生。
『あんたもね。』と微妙な表情のウンタクです。
翌日、暗い顔で試験へ向うウンタクはトッケビと手を繋いで駆け込んだ店の前を通りかかります。
ドアの向こうで手を振っていたトッケビの笑顔を思い出してウンタクも笑顔になります。
あれからトッケビに無視されていた様子のウンタクは、おじさんが挨拶もしないで気を使わせるから(忘れた)!と文句を言います。
そんなウンタクに黙ってマフラーをかけてやるトッケビ。


『ビビらずに…怖がらずに…一緒に行ってやろうか?』とウンタクが寒くないようにマフラーをグルグルと巻きつけるトッケビ。
そんなウンタクに黙ってマフラーをかけてやるトッケビ。


『ビビらずに…怖がらずに…一緒に行ってやろうか?』とウンタクが寒くないようにマフラーをグルグルと巻きつけるトッケビ。
子供じゃない…と口を尖らせるウンタクに『まだ拗ねてるのか?』とトッケビ。
『そうしようとしたけど、マフラーのせいでダメになった。』
『嫉妬してるので合ってるな。』
『それなら何ですか?私が嫉妬して嬉しいですか?』
『ああ。嬉しいさ、一日中。』トッケビが素直に認めたので戸惑って言葉が出ないウンタク

『戻って下さい。面接うまくやります。マフラー有難うございました!』と少し照れながら嬉しそうにバスに乗るウンタク。

バスに乗ったウンタクを見ていると、突然『泥棒!』と叫ぶ女性の声がして振り向くトッケビ。
女性から財布を奪って逃げる、以前ぶつかりそうになった自転車の男。
トッケビの横を通り過ぎる男と目が合った瞬間
そして、バスに横からぶつかる大きなトラック。


横倒しになったバスの中には、血を流し折り重なるように倒れている人々の姿。
血まみれの腕時計の針が8時37分をさしています。
我に返ったトッケビがバスの乗客を見ると、さっき見た血を流し倒れている人たちと同じです。

思わず自分の腕時計を見るトッケビ。時間は8時20分。
顔を上げると笑顔で手を振るウンタクの姿。

『お前が何故!?さっきの場面にはいなかったのに!』と驚いている間に走り出すバス。
それを見送るしかないトッケビです。
バスの中では『今度も面接がダメだったら母さんに殺される。事故でも起きればいいのに。』
とぼやく男の子。そんな事を言うな!と言う隣の友達。
『母さんの手で死のうが、事故で死のうが…人はどうせ皆死ぬんだ。』
そんな話をしている男の子たちの傍で、母親が抱いている赤ちゃんを見て微笑むウンタク。
バス停にズラリと並んだ死神たち

『朝から疲れるなあ…。』とぼやく同期の死神。その隣に死神も座っています。
大きな事故が起きて沢山の死者が出るのか、管轄外の死神も応援に来ているようです。


横倒しになったバスの中には、血を流し折り重なるように倒れている人々の姿。
血まみれの腕時計の針が8時37分をさしています。
我に返ったトッケビがバスの乗客を見ると、さっき見た血を流し倒れている人たちと同じです。

思わず自分の腕時計を見るトッケビ。時間は8時20分。
顔を上げると笑顔で手を振るウンタクの姿。

『お前が何故!?さっきの場面にはいなかったのに!』と驚いている間に走り出すバス。
それを見送るしかないトッケビです。
バスの中では『今度も面接がダメだったら母さんに殺される。事故でも起きればいいのに。』
とぼやく男の子。そんな事を言うな!と言う隣の友達。
『母さんの手で死のうが、事故で死のうが…人はどうせ皆死ぬんだ。』
そんな話をしている男の子たちの傍で、母親が抱いている赤ちゃんを見て微笑むウンタク。
バス停にズラリと並んだ死神たち


『朝から疲れるなあ…。』とぼやく同期の死神。その隣に死神も座っています。
大きな事故が起きて沢山の死者が出るのか、管轄外の死神も応援に来ているようです。
死神は割り当てられた沢山の封筒を開けて見ます。
中には母親と二歳の子供の名前もあり『天国を準備しないとな…』と溜息をつく死神

トッケビは自転車の男を止めようと先回りするが間に合わず…男がぶつかりそうになった露店の方へ先回りします。
トッケビはまだ準備をしている店主に自分が商品を全部買うから今日は帰るように言います。

突然そんな事を言われて『(箱の)中身が何か分かってそんな事を言っているのか?』と怒るも『靴下だ。』と中身を言い当てるトッケビに驚く店主。
トッケビが腕時計を見ると8時30分。
自転車の男に足を引っ掛けて転ばせるトッケビ。
怒って立ち上がるけれど、後ろにいるはずのトッケビが自分の目の前にいて驚く男。

『お前、さっきのバス停にいたヤツだろう?何で俺について来るんだ?』
『何だろうな。』と男を睨みつけ、念力で自転車を壊して男の目の前に落とすトッケビ。

驚いて尻餅をつく男が盗んだ財布を(手を使わずに)取り上げ『お前が盗んだ現金、たった23000W、32000W、10500W、食券三枚。これだけのために、今日どれだけの人が死ぬところだったのか分かるか?』と言って男に財布を投げつけるトッケビ。
財布の中を見てトッケビが言うとおりだったので驚く男。
『お前なんだ!?警察か!?』と震える男。
『お前がさっき盗んだ財布の持ち主は骨折で三週間の診断を受ける。三週間休めば職を失うからギプスもせずに働くだろう。三週間、お前のせいで!月給は治療費に使い、三週間骨折を放っておいたツケが来る。お前のせいで!』

『黙れ!お前誰なんだ?この野郎!』と言って取り出したナイフをトッケビに向ける男。
『お前のような人間を生かしておくのは気に入らないが…人間の生死に関わったんだから仕方ない。ただ、生きろ。しかし、これで罰が終わったと考えるな。お前は死んでも罰を受けるのだから。だが、目には目を、歯には歯を…これが私の方式だ。少し痛いはずだ…』そう言ってナイフを持った男の手を睨みつけるトッケビ。
その瞬間、男の手首が捻じれ、痛さのあまり叫び声を上げて倒れこむ男。

苦しむ男の横を通り過ぎて行くウンタクが乗ったバス。それを安心したように見送るトッケビ。
死者を待つ死神が腕時計を見ると8時35分。
『そろそろだぞ。』と皆に声を掛けてベンチから立ち上がる死神。
死神たちが待ち構える停留所にやって来るバス。

バスの中から『あ、死神のおじさんだ!』と死神に気付いて手を振るウンタク。

ウンタクに気付き、つられて笑顔で手を振る死神。
『あの女、いま先輩を見たんですか!?あの子、いま私たちが見えているんですか!?』と隣に立つ後輩が驚きます。
『死ぬ前にたまにあんな子たちがいるんだ。まだ若いのに可哀想だ。』と言う同期の死神。
その言葉にハッとして『あの子が何故!?』と呟き、誰かチ・ウンタクの名簿を持っている者はいるか?と尋ねる死神。
『誰の事を仰っているですか?』と言いながら死者のリストを死神に見せる後輩。
バスの乗客を数えて『名簿の数より一人多い。全員死亡だったはずじゃなかったのか!?ちょっと待てよ、一人多かったら何がどうなるんだ!?』とうろたえる同期の死神。
『今日は事故は起きない。無駄足だ。』そう言って走り出すバスを見つめる死神。
バスが行ってしまうと道路の反対側のバス停に立つトッケビの姿が現れます。

その姿をじっと見つめる死神。
何も事故が起こらずに走り去るバスを見て驚き騒ぎ出す死神たち。
『バスがそのまま行ってしまいました!誰も死なずに!』と興奮して死神に訴える後輩。
『私の死神生活300年でこんな事は初めてだ!これは本当にどうしたら!?』と死神に言う同期。

『私は「その他抜け落ちた者」が出たのを見たのは初めてです。これが奇跡と言うものなんですね…。奇跡が本当にこんなふうに起こるんですね…うわ~!』と感心する後輩。
感動した様子の後輩に『書類を作ったりするのがどんなに大変かわかって言ってるのか!?』と怒る同期。
『すみません。凄く不思議だったので…。でも、先輩はどうして分かったんですか?』と死神に尋ねる後輩は、いつの間にか彼らの後ろに立っているトッケビに気付きます。

『おっ!トッケビ…のようです!』と驚いてトッケビを指差します。
『何だ?そんなふう見えないか!?』と振り返る死神たちに言うトッケビ。
そして死神に『ちょっと話そう。』と言います。
セリフが多くて…後編が一つで収まりませんでした

これを覚える役者さんたちすごいな~

900年以上生きて来ても、嫉妬したり、拗ねたり、怒ったり…でも、やっぱり威厳のある魅力タップリのトッケビ。
コン・ユ씨以外のトッケビは考えられないですよね〜

長文を最後までお付き合い頂き有難うございました
画像お借りしました。

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