12月2日から始まったtvN金土ドラマ『鬼』。『太陽の末裔』『相続者たち』のキム・ウンスクさんの脚本ということやコン・ユ四年ぶりのドラマということで放送前からかなり期待されていたのですが、私コン・ユさんとイ・ドンウクさんがちょっと苦手なタイプで・・・
ただ、キム・ゴウンちゃんとユ・インナちゃんは好きな女優さんだし何よりソンジェ君(BTOB)が出る!という理由だけで視聴してみたら・・・
面白かった~。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
コン・ユさん何だかほっそりされていて役にピッタリはまっていて素敵でした
イ・ドンウクさんの死神も死神らしくなく、すっとぼけた天然な感じで良かったです。
そして何より映像が綺麗で、まるで映画を観ているようでした
日本で「鬼」というと角があって赤鬼や青鬼、トラ皮のパンツはいてるイメージですが、このドラマの鬼は「トッケビ」と言って韓国の昔話に出てくる妖怪?みたいな感じらしいです。
1話観ただけですが私は幽霊と違ってトッケビは実体がある存在かな?って感じました。
あらすじは無理ですが印象的なシーンとストーリーを少しご紹介します
ストーリーは1998年。道端で商いをするお婆さんがお客さんにトッケビの話をする所から始まります。『戦で大勢の血が付いた剣が自身の持ち主の血までつけた。その剣を抜けるのはトッケビの新婦だけだ・・・』とお客さんに話すお婆さん。
お客さんはチ・ウンタク(キム・ゴウン)の母になる人です。
時はキム・シン(コン・ユ)がまだ人間だった高麗に遡ります。
百戦百勝を誇る武将だったキム・シンは戦を終えて国に帰ってきます。歓喜する民に迎えられた彼を待っていたのは「逆賊」という汚名。
彼の人気に嫉妬した若い王(キム・ミンジェ君)の気持ちを利用して奸臣(ルイ君のイ課長さんだ!)が王にある事ない事を吹き込んでいたのです
王は皇后(キム・ソヒョンちゃん)やキム・シンの家族、部下たちを殺させます。
この皇后の指輪を露天商のお婆さんが持っていました!
結局、自分の部下に自分の剣で胸を一突きにさせて息絶えたキム・シン。
胸に剣が刺さったまま野原に捨てられてしまいます。
時は1998年に戻ります。
道路の真ん中に立っていた死神(イ・ドンウク)にぶつかった車は・・・大破してしまいます
その車のトランクには女性の死体が入っていました。
その女性を迎えに来た死神。『これを飲めばこの世界での記憶が無くなります。飲まなれば後悔しますよ。』と彼女にお茶?を飲ませる死神。
彼女が飲んだ茶碗を綺麗に拭いて片付けるんですが・・・
お茶碗置き場が何だかハリー・ポッターに出てくる魔法グッズのお店みたい
トッケビと死神は知り合い・・・というかライバル?みたいな関係のようです。
トッケビに代々仕える韓国屈指の財閥ユ氏一族。その財力はトッケビのお蔭なのか?韓国に帰って来たトッケビを迎えるユ氏とその孫ドクファ(ソンジェ)。この子が生意気なんです
ドクファを見て彼の祖先を思い出すトッケビ。
剣だけになってしまった野原にやって来るユ氏の祖先。老い先短い自分の代わりに孫を連れてきたと言います。その時、神?がキム・シンをトッケビとして甦らせます。
トッケビは宮殿に向かいイ課長さんを殺します。皇后の亡骸を見つめ『私が遅くなってしまった。』と呟きます。
ハラボジが亡くなって悲しむ孫を連れて行くトッケビです。
1998年。ビルの上から街を見下ろすトッケビ。
『神様がいるならどんな神様でもいいから助けて!』と、轢き逃げされたウンタク母の声が聞こえてきます。
いつもなら放っておくトッケビですが『今夜は誰かが死ぬのを見るのはイヤだ。』と彼女とお腹の中の子供を助けます。
彼女と彼女の子供を迎えに来た死神ですが、もうそこには誰もいませんでした。
無事にウンタクを出産するオンマ。
後ろにいっぱい幽霊がいる~
トッケビに与えられた命のせいなのか?ウンタクは見えないものが見える子供になります。
首の後ろには何やらアザがあります。
そんなウンタクが心配なオンマです
ウンタク9歳の誕生日。ウンタクが帰って来るとオンマがケーキを準備して待っています
壁に『おジャ魔女どれみ』のポスターが!
ロウソクにケーキを点けていると、目の前の母が幽霊だと気付くウンタク。
『オンマ死んじゃったの!?今どこにいるの!?見えてしまってごめんなさい。でも見えるからこうやってオンマを見ることができた。』とボロボロと涙を流すウンタク。この子役さんの泣きが凄い!『こうやってオンマを見てくれて有難う。』と最後の別れをする母娘。
オンマが運ばれた病院に行こうとウンタクが外に出ると死神が立っています。
う~ん・・・笑うセールスマンみたい
死神はウンタクも迎えに来たのかな?そこにあのお婆さんがやって来て助けてくれます。
ウンタクのオンマは最後にお婆さんにも会いに行っていました。誕生日プレゼントに白菜を持ってきたお婆さん『男性一人と女性二人が来る。彼らについて行きなさい。辛い思いをするだろうが他に選択肢は無い。』とウンタクに告げます。
ウンタクに『でも、どうしてそんな事を教えてくれるの?』と聞かれて『かわいくて。お前を授けるとき幸せだったから。』と答えるお婆さん。
霊感があるお婆さんかと思っていましたが、彼女は子供を授けてくれる神だったようです。
歩道橋を歩くお婆さん。向こうから学生がやって来ます。すれ違うと・・・
びっくり~この瞬間から時は十年後になります。やっとソンジェ君の登場
ステキ~でもコートの柄が凄い・・・
お婆さんの全身真っ赤もビックリだけど
高校三年生になったウンタク。幽霊が見えるせいで友達もいません。
雨の中、傘もささずにパーカーのフードを被って歩くウンタクはトッケビとすれ違います。
スローモーションの映像と音楽がとっても美しいシーンでした
カードが使えなくなって腹を立てる我儘財閥三世のドクファ。
引き取られた叔母さんの家で冷遇されて育ったウンタク。今日は自分の誕生日だからワカメスープを自分で作ります。
一人で防波堤?に座りロウソクに火を点け願い事をしています。
フーッとロウソクを消すと突然現れたトッケビ。
『お前が私を呼んだのか!?』と怒るトッケビですがウンタクにはさっぱり???
おじさんは鬼神(幽霊?)でしょ!というウンタクに『お前には見えるものが見えない。20歳、30歳のお前の未来。』と言うトッケビ。私には未来なんて無いんでしょうと飄々と言うウンタクです。トッケビから彼が持っていた花束を今日は私の誕生日だからと半ば強引にプレゼントさせるウンタク
このシーンもとっても綺麗です
トッケビが家に戻ると勝手に死神に部屋を貸す契約をしているドクファ。
死神がチラつかせる賃貸契約書?を燃やしてしまうトッケビ
食事の時にもお互いのお皿に胡椒やなんかをぶちまけ合ったり何かと反発し合う二人です。
ウンタクが公園のベンチに座っていると目の前を通りかかった人がゴミ箱に火のついたタバコを入れたのかな?ゴミ箱が燃え出して慌てて火を消すウンタク。すると・・・
再びトッケビと出会うウンタク。
もしかして・・・と思い教会でローソクの火を消すウンタク。
火を消すとトッケビが現れると気付くウンタク。『こんな所に呼ぶなんて・・・』と怒るトッケビ。
ウンタクは図書館でこんなの↓を試してみます。
こんな画像のロウソクでも吹き消すとトッケビを召還することができました!
トッケビが入っていったドアを開けて入っていくと・・・突然外に出ていて驚くウンタク
自分についてきたウンタクにトッケビも驚きます。ここはカナダだと聞いてさらにビックリのウンタクです。
トッケビが幽霊じゃないと気付いたウンタクは『おじさんトッケビでしょう!?私はトッケビの新婦なのよ!』と満面の笑みを浮かべます。
1話自体が90分と長くて結局まとめきれずに長くなりました
ソンジェ君の出番は少ないしインナちゃんも出て来なかったけど面白かった~
『W』と『ルイ君』が終わってハマれるドラマが無かったけど、これはハマれるかな?
続きが楽しみです
画像お借りしました。