『このヘンな気持は何なのか?私はこの感情の正体が知りたい…。』
慌てて救急車に乗り込んだボクシルでしたが殴られたのはルイ君ではありませんでした。
ルイ君はバス停にボクシルを迎えに行っていたようです。
事件の起きた部屋にルイ君の携帯が置いたままで、刑事に色々と聞かれるけど何も答えられないルイ君です

マリからボクシル達と本部長は何の関係もないと聞かされた社長さん。『何で本部長は彼らの所に出入りしているのか?』と不思議に思いルイ君達を見張らせていた手下に電話します。
すると電話に出たのは病院の看護師さん。頭を怪我して治療中とのこと。ルイ君達の部屋で殴られたのは社長の手下だったようです。
インソンオンマに『あんな部屋を世話するなんて!』と怒るルイ君。インソンオンマも申し訳なく思い二人を泊めてくれます。
翌朝、おぼっちゃまルイ君は座ったままで『ハムを焼いて〜』とか『お水〜』とか命令してインソンオンマに怒られますが…
ルイ君は普段通りに振舞っているだけなんですよね
でも、それがあまりにも自然で気付いたら皆んな言われた通りにしてしまうのかも


昨夜の事件はニュースでも放送され中継の場面で後ろに映りこんでいるルイ君。これを見た社長は慌ててマリオンマを釜山に行ってハルモニがニュースを見ないようにしろと命じます。
何が何だかわからないまま言うとおりにするマリオンマ。
警察ではアリバイがないルイ君が怪しいということになり呼び出されるルイ君とボクシルです。
『名前も年齢もわからない・・・事件当時バス停にいたと言うけど目撃者もいない。携帯電話は部屋に置いてきた・・・。凶器の金槌にはルイ君の指紋。』と怪しいとこだらけのルイ君。
『彼は虫も殺せないんです。』とボクシルはフォローしますが刑事さんは疑っています。
その頃テレビでニュースを見た本部長はボクシルが心配で颯爽と自転車で警察に向かいます。
ルイ君『僕は何歳かな?』
ボクシル『私が21歳だから…20歳?』何で僕の方が年下なんだよ~とふてくされるルイ君

『ボクシル。自分が誰だか分からないって本当に怖いよ…。もしかしたら僕は悪いやつかも。』とかなりヘコんでいるルイ君。今まで気にならなかった方が不思議かも

ルイ君『もし僕が借金取りに追われてるとしたら?孤児かも。』
ボクシル『あんたはお金持ちだったと思う。きっと良い家族と暮らしていたと思うよ。』
ルイ君『僕は結婚していて奥さんがいたかも…。』
ボクシル『えっ…。それはダメなのに…。』正直なボクシル

ルイ君『全てが可能で全てが不可能な人…それが僕だ。』
ボクシル『ルイ。あんたは優しくて綺麗で愛らしい人だよ。私は断言できる。』
『ボクシル…ありがとう!』とボクシルに抱きつくルイ君。
怖そうなお兄さん達がひやかしても気にしません

ここで本部長登場

『すぐに離れろ
』


疑われるルイ君を一生懸命かばってくれる本部長

『ボクシルもルイも心配するな~』といつもの刑事さんが犯人の靴跡を持ってやって来ます。
靴の種類は何だ?と見ていると突然ひらめくルイ君。
靴跡のブランドや種類などをスラスラ言い当てサイクリングする人が履く靴ですと。
『これ!こんなシューズです!』と本部長の靴を指差します。(サイクリングスタイルで来たからね~)皆に注目されて慌てる本部長

警察から出てきたルイ君たち。自転車の事に詳しかったので本部長の自転車に一度乗ってみたら?という事になったのですが…自転車に乗れないルイ君でした

『二人とも当分うちで暮らせ。』と本部長。ボクシルとルイ君が心配なんだろうけど二人きりにさせたくないんでしょうね~

部屋から持って来た荷物をまだ筋肉痛で辛いからとボクシルに荷物を持たせるルイ君。
これに呆れる本部長は…
一生懸命に自転車で荷物を運んでくれます

釜山にやって来たマリオンマはあれこれとハルモニのご機嫌をとっています。
キム執事は彼女を呼び出し何故ルイ君の歯を持ち出したのか尋ねています。『夫に頼まれただけだから分からない~』と言ってしまうマリオンマ

これを覗き見しているスパイの秘書さんは早速社長に報告。もちろん社長は大慌て

本部長の家にやって来た二人。まるで自分の家のように振舞う偉そうなルイ君。
ルイ君の無礼を謝り居候させてもらうことに感謝するボクシルに『何で君があやまるんだ!もし私に感謝するならルイがそうすべきだ!』と怒る本部長。怒るというよりイライラするんでしょうね

『私の物に触るな。冷蔵庫の中のものは全部食べてもいい。』と家の中を見て回るボクシルについて行ってあれこれ言う本部長。
『私の邪魔をするなよって言いながら何で私について回るの?』と?なボクシル。
そこに布団を持ってくる本部長。私がやります、いや私が…みたいに布団を取り合っているうちに二人でソファーに倒れこみます(ベタな展開)

これをルイ君が目撃
やきもち焼きのルイ君は『ボクシル。本部長と親しくしないで』


本部長は良くしてくれているのにそんな事いわないの!とボクシルに言われて拗ねるルイ君

ホンとに子供みたい…ボクシルも大変だ~

一方、釜山ではハルモニにニュースを見せないように努力中のマリオンマ。あれこれいい訳しながらチャンネルをかえているとルイ君がシップだらけで走る姿が…

番組で取り上げようとしているのか彼を見つけたら連絡して下さいと出ています。
みんな『こっれてルイ???』『いや、ルイは亡くなったはず…?』と。
そこでキム執事の目が輝きます

『私の分析では彼はルイおぼっちゃまです!確実に!』さすがキム執事

食事中の三人。ここでもルイ君はボクシルに『お水~』とか命令口調。
ボクシルを動かせたくない本部長は『私がする!』と。
結局ルイ君がこぼした水を拭いたりする羽目に…。
お皿洗いまでして、すっかり『チャ執事』になってしまっています

その頃スパイ秘書さんから『テレビでルイぼっちゃんにそっくりな人を見た!キム執事がぼっちゃんを探しにソウルへ向かった。』との報告を受け愕然とする社長。
するとマリオンマから『あなた!私がルイを見つけたのよ!偉いでしょ~!』と得意気に電話が…

たまらず『お前は私に何て事を~!』と絶叫。
この社長さん悪役なんだけど詰めが甘いというか何と言うか…

それにしてもマリオンマ天然で笑える~

夜中にお米をとぐボクシルに声を掛ける本部長。また私がやる。いや、私が…とお米の取り合いになりお米が床にこぼれてしまいます。
文句を言いながらも一緒に片付けたり…結局は優しい本部長に『本部長にあだ名をつけても良いですか?”口先だけ悪いやつ”』と微笑むボクシル。
思わず見とれてしまう本部長

これを見てしまったルイ君

ベッドに入ってもなかなか眠れません。
結局、一睡もできなかったようですね

ボクシルが朝食の準備をするのを見ているルイ君。そこに100番のジャージを着た本部長が

本部長オンマがゲットしたようです。ルイ君も同じジャージ(偽物だけど)を着ていたので『本当にみんなそのジャージを着てるんですね~。』とボクシル。
『私のは限定品で一針一針職人が刺繍したけど、それはデジタルプリントだ。』と得意気な本部長

『僕の中で僕は一番を着ていたと言ってる。』と張り合うルイ君

朝食でもライバル心むき出しのルイ君。本部長がおかずに箸を付けるのを全力で阻止

出勤する二人について行くルイ君。
本部長の車を見て
『僕はもっとカッコいい車に乗ってた気がする。』
『靴だって100足あった気がする。』
ルイ君の靴を見るボクシル

本部長の家を眺めて『家だってお城みたいだったような気がする・・・。』
その通りなんですけどね

こちらも眠れなかったようでゲッソリしている社長さん

その頃ハルモニは秘書さんから報告を受けています。『キム執事が番組のPDに会って話を聞いた。番組ではSNSなどで情報提供を呼びかけているけど進展はないそうです。』と聞いてハルモニは秘書さんもソウルに行ってキム執事と一緒にルイ君を探すように言います。
嫌がる秘書さん

会社ではマリがボクシルに探りを入れています。
『ニュースで見たわ。怖かったでしょう?今どこにいるの?』と親切なフリをして聞くマリ。
まさか本部長の家にいるとは言えず『下の部屋にいます。』と答えるボクシル。
気になるマリはボクシルの家に行きます。そこでインソンに声をかけられます。
マリに見とれるインソン

心配で仕方ない社長は手下が入院している病院に行きますが部屋の前に警官がいて近づけません。その病院にはルイ君の行方を探すキム執事が…。
キム執事は社長を見かけ声をかけます。様子のおかしい社長に?なキム執事。
本部長の家ではルイ君たちが焼肉をしています。
洗濯機の中にシールが貼られた500Wを見つける本部長。『これは誰のだ?』とコインを見せる本部長。『僕のだ!』と慌てるルイ君。渡さない本部長。
返せ!嫌だ!とやり合ってると(本部長も子供みたいですね)鉄板の上に落ちるコイン

それを素手で取り上げるルイ君(ジュッって音が…)

『火傷してるじゃない!これ何なの⁉︎』とルイ君の手を見て驚くボクシル。
『これは君が初めてくれたお金じゃないか。』と火傷した指をフーフーしながら言うルイ君。
それはルイ君が生まれて初めてお皿を洗ってボクシルからお駄賃で貰ったコインでした

じっとコインを見つめるボクシル。
『バカみたい。』とルイ君を見つめ嬉しそうに言うボクシル。
『君がバカだ〜』『あんたがバカよ。』と笑いながら言い合う二人を切なげに見る本部長

自分の部屋に戻り、さっきのボクシルの笑顔を思い出している本部長…さすがに彼も自分の気持ちに気付いたかな?
三人が寝静まった頃インターホンの音が家中に響きわたります。
しつこく鳴るインターホンに本部長が見てにると、そこには…
ペク社長が

やっと自分の気持ちに気付いた様子の本部長。でもボクシルの心の中にはルイ君がいるんでしょうね

子どもみたいなルイ君と大人な本部長。対照的な二人ですが本部長にも子どもみたいな所があって面白いんですよね~

間抜けな社長に夫の足を引っ張る天然な妻。意地悪なんだけどイマイチそうでもないマリ。悪役のはずの彼らがクスッと笑える所がドロドロしてなくてドラマを面白くしている一因になっているのでしょうね

それにしても犯人は誰なのか?近所で起こっている一連の事件とルイ君(じゃなかったけど)襲撃事件は同一犯なのか?
実はインソンが犯人でした~な展開になったらホラーですよね

とにかく本部長の切ない表情が秀逸だった7話。
来週も楽しみです

画像お借りしました。