渦潮で有名な鳴門海峡を渡るとすぐの場所に大塚美術館はありました。
入館料3,150円はちょっと高いかなぁと思っていましたが、夫は仕事ですから私の分だけでいいので迷わず行ってきました。
高速道路から見えていたのは1、2階部分のみで実際には山を切り開いて建てられた地下展示場が3階までありました。
長~いエスカレーターを昇っていくと正面に今年の春、完全復元された「システィーナ礼拝堂」があります。
思わず息をのみました、ってこういうことをいうのだと思います。
そこにはミケランジェロが描いた宇宙想像の最初の瞬間から終末の「最後の審判」までの壮大な時間が復元されていました。
それだけではありません。
勿論、本物ではありませんがみごとに再現された陶板名画が原寸大で1,000点余も展示されているのです。
古代から中世のエル・グレコやジョット、ルネッサンスではラファエロやミケランジェロ、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ビンチ、バロックではレンブラントやベラスケスやリュベンスにゴヤ、近代ではミレー、モネ、マネ、ルノアール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、ムンク等、そして現代ではピカソやモディリアーニなどいくつもの美術館に行かないと見られない名画を見ることが出来るのです。
「最後の晩餐」は修復前と修復後が同じ部屋に向かい合って展示されていました。
しかも写真も撮っていいのですよ。
(アップ出来なくてスミマセン。。。)
とにかく、機会があれば行ってみる価値はある。
と、思います。