昨日、博多から大阪に戻ってきました。。。

娘と一緒でした。


何故、娘が?...というと話は長くなるのですが、

娘は大学生の時、パン屋さん、スイミングスクールの受付、「quickly」っていうタピオカドリンクのお店等でアルバイトをしていました。


3年生の時働いていた「quickly」の隣に「揚子江の肉まん」っていう肉まんやさんがあったのですが、そこのおじさんとおばさんにはとても親切にしていただいたようでいつも話に聞いていました。

特におじさんに至ってはただならぬかわいがりようで、おばさんがやきもちを焼くくらいだったそうです。


クリスマスにはおばさんに内緒だからと「クロスピアス」をプレゼントしてくださったり、携帯の待受画面は娘の顔だったそうです。


3年生の終わり頃からは就職活動のためアルバイトを減らしていたので、おじさんやおばさんに会うことも少なくなりました。


春になって今の会社に内定をもらった時にはなんとなく気まずくなって、自然消滅のように「quickly」を辞めた娘は隣にある肉まんやさんにも顔を出せずじまいだったようです。


それから大阪勤務になってきちんとお別れもしないままバタバタと引越した娘のことをいつも気にかけてくださっていたようです。


それなのに、24日に1週間前の台風13号で傾いてしまった避雷針の工事していて、それが頭の上に落ちてきて亡くなってしまったのです。


娘は大阪にいましたが、お別れがしたいと博多に戻ってきたのです。


斎場に着き、おじさんの娘さんに「お父さん、みゆきちゃんが来てくれたよ」と手を引かれて対面したおじさんは生前と変わらず、にっこりと笑っていらしたそうです。


おじさんの魂はきっと、まだそこで娘を待っていて下さったのでしょう。。。


みゆきがつけていたピアスはおじさんにプレゼントしてもらったものですよ。


今まで娘がお世話になりました。


ご冥福を心からお祈りいたします。