昨日、実家の母親から電話がありました。


「もう、寿命が縮まったよ!何だかとんでもない手紙が来たから電話で確認したら、破って捨てて下さいって言われたけど...」

「ちょっと待って、もう電話した?どこに?」

「東京管理事務局、千代田区霞ヶ関4-1-2 電話番号は03-5710-7408」

「何の管理事務局?手紙には何て書いてあった。」

「特定商取引消費料金訴訟最終通告書って書いてあって何かが未納になっているから強制執行になるとか、とにかく本人から連絡してくれって...」

「で、電話した?何って言った」

「何も覚えがありませんし、私たちは年寄りの二人暮しですからこんな手紙が来てもどうしたらいいかいいかわかりません。。。って」

「それで?」

「そこに書いてある訴訟番号を聞かれたので答えた」

「それは架空請求っていう振込め詐欺で、そうやって電話してくる人にお金を振込ませるための手紙よ。破って捨ててくれって言われたのがよくわからんけど、お母さんが年寄りの二人暮しとか手紙に書いてある訴訟番号とか答えたからもう情報が相手にわかってしまってるよ」

「どうしたらいい?」

「電話が架かって来たら、警察に相談したら相手の連絡先と名前を聞いておくように言われていますって答えて」

「わかった。あんたに先に電話すればよかったけど、お父さんが早く電話しろっていうもんだから...」

「警察に相談してるって言えば大丈夫だからね。その手紙持って警察か消費生活センターに行けばいいから」

「わかった。ありがとう。。。」


後で調べたら福井県の消費生活センターのホームページにまったく同じ文書が載っていました。

住所が大田区西蒲田で違っていましたけど...


しかし、「破って捨てて下さい」って何で言ったのかな?


お願いだから年寄りを静かに暮らさせてあげて。。。