- こんにちわ

産業カウンセラー&心理セラピスト・似鳥陽子です

前のパートナーの突然死から四年、
今度は、父の死の予感を感じています。
家族やパートナーなど、
もっとも身近な人を失う喪失感は、
多大なる負荷を心にかけてしまいます。
そこから、少しでも早く
前に進めるようになるには
どうすればいいのか。。。
グリーフケアというセラピーがあります。
身近な人と死別して悲嘆に暮れる人が、
その悲しみから立ち直れるよう
そばにいて支援すること。
一方的に励ますのではなく、
相手に寄り添う姿勢が大切といわれる。
ちょうど、わたしが
「前世催眠療法」について寄稿した
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に、「グリーフセラピー」について
橋爪謙一郎先生が書かれた
項があります。
死別という体験は、
人の心を抑うつ状態にします。
悲しみにくれる中で、
亡くなった人に対する愛情を
進行させる過程は、
その、抑うつ状態から
ゆっくりと回復させられるものだと
見なされてきたそうです。
大切な人を失った悲しみや喪失感、
こころの中に湧き上がってくる想いを
涙や言葉として表に出すことは、
とても自然で、
そして、立ち直っていくために
必要なことです。
ですが、さまざまな流れの
スピードが速い現代において、
その想いを表に出せず、
押し殺して、
周りの人を心配させないよう、
「もう、大丈夫」
と表層的にふるまうことで
押し殺した感情が
実は、その人の立ち直りを遅くしたり、
病的な性質のものになる恐れもあるそうです。
それを解放していくのに
さまざまな方法がありますが、
そしてわたしはやはり、改めて
ヒプノセラピーのすばらしさを
自分で実感しています。
潜在意識の中では
会いたい人に会える。
そして、自分の悔恨や想いを
伝えることができる。
何度やっても
まだまだまだ悲しく、涙があふれます。
同じような苦悩や悲嘆を
抱える方に
すこしでも癒しになれれば。。。
いつも誘導の時、祈りとともに
催眠に導く言葉を発しているのです。