●涙が出るってどういうこと？☆体の分離と心の統合

おはようございます

ヒプノ・チャネリング・レイキの草分け的サロン

「ライトクルー」

あなたの心とカラダを美に導く
マインド＆ビューティセラピスト☆似鳥陽子です

一昨日の記事
●異形の神の配剤、
　悠久の前世からのメッセージ☆

の続きです

大切な方を亡くされ
告別式に出られたその足で
クライアントのNさんは
いらっしゃいました。

「わ、喪服のままなんですね

　なんと申していいか…

」

「陽子先生、ありがとうございます。
　もういっぱい涙は流してきたから
　大丈夫なんですよ」

今まで、レイキのアチューメントや
チャネリングは受けたことがあったけれど
ヒプノセラピーのセッションは
はじめてのNさん。

説明をしながら
最近の近況やお悩みを伺っていく。

はじめてレイキのアチューメントをした時に、

「月収が、今より
　●●万円上がってくれたら
　すごく楽になるんですけれど…」

と語っていたNさん。

なんと、その次の月に
言葉通りに●●万円ピッタリの
収入アップ

ほかにも、たくさんの
引き寄せ体験を起こしていて
直感力はヒーラーレベルでお強い方。

なのに、現在の状況は
彼女が本来持っている
魂の輝きに
曇りが生じているのを感じました。

ヒプノセラピーで出てきたのは
幼い頃の彼女。
押し殺していた感情を解放した時
涙が自然にあふれ出ました。

「…意外な感じです。
　私の中では、
　もっと悲しい記憶はほかにあって、
　それが出てくると思ったんです」

「そうなんです、
　それが、顕在意識（表層意識）と
　潜在意識との選択の違いですね。

　”え”、これ？？”

　と思ったものが
　出てくることが多いんです。
　だから、普段の自分ではわからない
　”無意識層”なんですよ」

「うーん、でも
　意識ははっきりしてますし、

　”この光景って
　　頭で考えたものなんじゃない？”

　と、やっぱり考えてしまう…」

「…ほらね、最初のカウセリングで
　ご説明した通りの
　現象が起こりますでしょ？

　”覚醒している顕在意識は
　　否定したり、疑念を抱こうとする”

　でも、一方で
　潜在意識からの
　ビジョンを視ていた
　もうひとりのNさんは
　涙を流してましたでしょ」

「はい、それがまた不思議なんです。
　当時の自分は
　そんな、泣くほど悲しかったかなあ。
　ちゃんと自分の感情を
　押さえられていたのにって」

「そう、表層意識は
　当時のNさんの感情をコントロール
　できていましたよね。
　でも、ほんとうはそうじゃなかった。
　だから、潜在意識の中の自分に
　傷が残っていた」

「あ”～～、だから私は
　大人になってもずっと
　その寂しさを抱えていたんですね」

「そうなんですね」

「でもやっぱり不思議

　泣いてる自分と
　それを観察して、
　醒めてる自分がいます」

「そう、それが、
　表層意識と潜在意識の両方が
　同時に、自分の中に
　現れている状態です。
　そして両者が統合され、
　癒されていくんですよ」

「これで本当に癒されるの？
　変われるの？という疑問も
　感じてしまいます」

Nさんの言葉を聞いて私は、
自分が午前中に受けた
SAM前世療法がフラッシュバックした。

＊＊＊

言葉を発せないほどの深い催眠。
秋山先生から質問されても
時折、意識が落ちそうになる。

ただ、前世人格が憑依した筋肉は
生体反応を起こして
その質問に答えている。

太陽神ラーを崇めた大神官。

生贄の儀式について聞かれた時、私は
明確な映像が見えていたけわけでなく、
からだを動かせず、声も発さないのに、
自然に大量の涙が溢れ
頬をぬらし続けていた。

＊＊＊

「癒されます、必ず」

確信を感じながら伝えました。

「どうか、頭で考えて判断しないで、
　自分に起こった反応、
　自分の感覚を信じてください。

　信じるも、信じないも
　Nさんの自由です。

　ただ、信じられないのなら、
　せっかくのセッションで得たものを
　ドブに捨ててしまうことになるんです。

　ただの思いつきかもしれない。
　それでもいいんです。

　なぜ、今あえて
　このセッションの時間に
　その記憶が出てきたのか
　それが大切なんです。

　”なぜ、今、
　　この記憶が思い浮かんだのか”

　その理由は、潜在意識にしか
　わからないんです。
　そしてその選択こそが
　潜在意識のはからいなんです。

　どうか、ご自分の潜在意識を
　信じてあげてください。

　無意味なものを
　出すはずはないんですよ」

「…なるほど、よくわかりました

　続けていくと良いんですね？」

「そうです

　必ず、本来の輝きを持つご自身に
　戻っていけますよ」

あいまいな”潜在意識のビジョン”について
確信を持って伝えることができたのは
わたしも、Nさんと同じ体験をしたから。

まるでビリヤードで
いくつものボールがぶつかりあい
正しいボールがポケットに落ちるような
人とのご縁や出来事の不思議な繋がりに
深く感銘を受けた１日だったのでした