こんにちわ、カサノです(^ ^♪
昨日、日立空調関東㈱様主催の2018年度製品説明会に参加してきました
ルームエアコン、パッケージエアコン、住設機器、冷凍機、チラーの新商品説明がありました
特に力を入れて紹介していたのが、新たな洗浄機能『凍結洗浄』を取り入れたルームエアコンです
エアコンの内部で洗浄がしずらく最も汚れが多い部分が熱交換器と呼ばれるところです。
皆様のご家庭にあるルームエアコンのフィルターを取った時に見える奥の銀色の部分です。ここを洗浄するには、一般の方には難しいためプロに洗浄を任せるまたは、一般の方にも簡単にできる泡で洗浄する洗浄剤を熱交換器にかけることしか出来ませんでした。プロに頼むとお金がかかるし、洗浄剤だと多少の汚れは取れますが、油汚れなどの頑固な汚れまでは取れませんでした
そこで、日立さんでは、凍結洗浄を取り入れました
凍結洗浄とは、エアコン内部を凍結させて大量の霜をつけ、一気に霜を溶かして汚れを洗い流す洗浄方法のことです
くらしカメラAIによって部屋の状況を見てエアコン内部を予測し洗浄をします。例えば、家族で焼き肉をするとくらしカメラAIが人の位置・動きや熱源などを見て生活シーンを推定しエアコン停止後に洗浄を開始します
他にもある一定の運転時間を経過したら洗浄を開始したり、リモコンで洗浄を選択することも出来ます。凍結洗浄の役割として、汚れがたくさん熱交換器に付着する前に定期的に洗浄をするというのが、役割ですので一般のご家庭なら良いですが埃等がたくさんある場所には、適さないようです
冬場、よく室外機の熱交換器で霜が付き霜を取るために溶かす作業が行われます。その作業と同じことを室内のエアコンで行なって洗浄しているということです。発想の転換ですね
また、新たな技術を勉強させていただきました。引き続き、商品知識を深めていきます
（設計技術課/カサノ）