郵便物を出すために

夕飯の買い物も兼ねて少し早い夕方に外へ出た

 

ポストに気軽に入れようと思ったら入るサイズじゃなくて

郵便局の窓口へ向かう

ほんのちょっぴりの遠回り

 

今日はそこまで良い天気ではなかったけど

陽が落ちる少し前の初冬の道は

それはそれは清々しかった

なんていう事のない道 銀杏もあらかたおしまいになっている

お洒落な店も建物も無い

それでも

歩けば歩くほど幸せな気持ちが込み上げてくる

やっぱりここでも思う「ああ私は本当に自由なんだ」と。

 

勤め人だった頃にこんな気持ちを味わった事は一度も無い

仕事終わり、同じ道を通っていても

その時限りの開放感を味わい、同時に翌日からの仕事を思いゲンナリする

その繰り返しだった それが日常だった

 

いつまであの頃と比べるつもりなんだと言われたら

そりゃずっとだよ!って思う

だってあの日々があったからこそ

今日みたいな幸せを全身で感じる事が出来るんだから

帰り道見つけた可愛いピンク色のポインセチア

素朴な佇まいが愛しくてたまらなくなってお迎えしたよ

今年の冬はこの子がリビングを明るくしてくれるんだ♪