「最高の人生の見つけ方」っていう映画がある

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの演技が素晴らしい、友情物語


癌で余命を知った2人が

死ぬ前にやりたかった事を全部やってみようと

スカイダイビングからレーシングカー運転から

片っ端からトライしていく

そんなシーンはもちろん楽しいけど

私には胸に迫るシーンが2つある


1つは

旅に出る夫を身勝手だ、家族を見捨てる行為だと罵る妻に「見捨てるだと?!45年間わき目もふらず働き詰めで、何不足無く子供達を育てて来たんだ」と反論するシーン


もう1つは

子供達が巣立って夫婦だけで向き合った時

出会ったばかりの恋人同士のような気持ちにはどうしても戻れなかったと夫が旅の友に打ち明けるシーン


国も立場も性別も全く違う私だけど


30年間フルタイムで働いて来た事

小さい子供がいるのに一緒に過ごす時間は専業主婦(あるいはパートタイム勤務の方)より格段に少なくて

時に自分を責めた事

それこそ子供達が巣立ってからは夫を男性と見れなくなって自分自身でも女性とは認識しづらくなって、楽(ラク)と同時に自分は何か欠落していると不安になった事

(映画の中でも語られているけど、愛が無くなったという意味では決してない)


などなど


自分の状況と織り混ざって

モーガン・フリーマンの声、佇まい、表情

沁みに沁みた


そして

自分の意にそぐわない仕事をお金のためだけにやるという生活から解放されるという事で

まだ棺桶リストを作るには早いけど

限りなくそれに近いものを書き出してみようと思う


最近のお気に入り

ファミマに売っている「マカデミアナッツソースのパンケーキ」

夏季限定という事で見つけたら買っている

夏は太るのが分かっているのに

これは買わずにはいられないあせる