再び伊東の続きへ😊
葛見神社の後、車で5分程度の
音無神社の参拝へ行ってきました。
(静岡県伊東市音無町1−13)
なんとこちら、源頼朝のロマンスの舞台になった神社として知られています。
7時半頃到着
参道が木漏れ日の絨毯素敵〜
鳥居に抜け殻生命の息吹の跡発見
参拝
御祭神 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
切なく悲しい
源頼朝✘八重姫
恋愛物語
曽我物語によりますと
平治の乱の後、伊豆国に島流しになった源頼朝は、一時、伊東の北の小御所で暮らしていました。
(頼朝、当時13歳)
その時、頼朝の監視役となったのが伊東祐親(すけちか)。
祐親には、大変美人で有名な八重姫という娘がいました。
祐親が京都へ行き不在の間に、
頼朝は八重姫と出会い恋に落ちます。
2人が密会を重ねていたのが、こちらの神社にある、おとなしの森だったそう。
流罪人と姫様の恋。
許される訳がないからこそ、尚更に恋い焦がれる刺激的な恋。
しかし、源頼朝と言えば、北条政子。
そう、この後、悲しい結末が待っています。
やがて二人の間に男子が生まれ、
千鶴丸と名付けられました。
ところが、京都から戻った祐親は大激怒。
二人の仲は引き裂かれ、千鶴丸も殺されてしまいます(※)。
八重姫は、江間小四郎(北条義時)という別の男のところに嫁がされ、
頼朝は命からがら走湯後権(現:伊豆山神社)に逃れたそうです。
(この後、頼朝は北条政子と出会う事になります)
※千鶴丸には、生存説もあり
殺害を命じられた家来が密かに逃がし、後に頼朝と再会して多田式部大輔忠頼と名乗ったという説もあります。
参拝
沢山の柄杓が奉納されています。
安産祈願にご利益があるそうです。
穴が開いた柄杓は「水が通りやすい」為
安産に繋がると考えられていて、
祈願には、底が抜けた柄杓を奉納します。
御神木
天然記念物のタブの木
日差しとのコントラストに自然を感じて癒される〜
タブの木の横には境内社
向かって左が玉楠神社。
源頼朝と八重姫が祀られています。
朝日をバックに、後光の光が差していて、とっても眩しくキラキラしていました
ほっこりした気持ちになりました
その横は玉猫神社。
中には猫の像。しめ縄で見えないですが、招き猫の様です。
招き猫と言えば商売繁盛、開運招福
福よ来い来い福よ来い(ΦωΦ)
境内には絵巻パネルがありました。
頼朝と八重姫の出会い
千鶴丸誕生と引き裂かれた場面
竹灯籠と絵馬
伊東市では、毎日夜に竹灯籠のライトアップが行われているそうです。
こちら音無神社にも素敵な竹灯籠が
そして、、、
音無神社には、毎年11月に尻つみ祭りという、一風変わった天下の奇祭が行われています。
その昔、源頼朝と八重姫が音無神社で逢瀬を楽しんでいたという言い伝えから、
真っ暗な社殿の中でお神酒を回す際に隣人のお尻をつねって合図するという祭事がありました。
現在は、お囃子のリズムに合わせてお尻をぶつけ合うユニークな尻相撲大会が行われています。
なんかとっても楽しそう
頼朝様と八重姫様が手繋いで、一緒に楽しまれている場面を想像しちゃいます
とても美しい音無川
悲しい恋のお話だけど、
実際に行ってみると、言葉で表現が難しいのですが、恋愛成就とも言われる意味が分かる気がしました✨。
とっても素敵です
頼朝様と八重姫様の愛
互いの受け取り方の違いに爆笑しながら、次の場所へ向かいました
お立ち寄り、お読み下さり
ありがとうございました😊🙏✨