六所神社を出発して
車で15分
神奈川県中郡二宮町にあります
延喜式内社 相模国二之宮
川勾神社へ
御祭神
大名牟遅命(おおなむじのみこと)
=大国主大神(因幡の白兎)
大物忌命(おおものいみのみこと)
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長津姫命(しなつひめのみこと)
=イザナギとイザナミの「神産み」の時に生まれた風の神様
男女一対の神として祀られる事が多い
衣通姫命(そとおりひめのみこと)
=古代において有数の美女と名高い女性の1人。和歌の神様で有名。
(安産守護の神様)
鳥居前にあるこの扁額の文字
伊藤博文さんの直筆です。
(画像がとっても分かりづらいですが)
伊藤博文さんは明治30年に本籍を大磯に移し住んでいました。
初代内閣総理大臣の伊藤博文さんが大磯に住んでいたとは
そのご縁から扁額の文字を書いて頂いたそうです。
すごいな〜
詳しく書いてありました
階段をあがると茅葺き屋根の隨神門
20年に1度葺き替えをします。
前回は平成19年だったそうです。
二宮町指定 重要文化財
県内最古の随神像
外から悪いものが入って来ないように守護しています。
平安時代後期のお姿です。
(反射して全然見えないですが)
向かって
右が豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)
左が櫛磐間戸命(くしいわまどのみこと)
川勾神社は相模6社のうちの1つで
毎年5月5日に行われる国府祭の一社です。
国府祭はこうのまちと読みます。
お祭りの正式名称
「相模国府祭」
5月5日
神揃山(かみそり)の祭場目指して六所神社を除く5社のお神輿が渡御。
そして座問答(ざもんとう)が行われます。
これは大化の改新により
相模国が誕生した時に
寒川神社(相武)と川勾神社(磯長)が一之宮の座を争った時の様子を神事として表した行事です。
神事は寅の皮を使って
両者が1位の座を競り合いますが決着がつかず
比々多神社が
「いずれ明年まで」と仲裁し終了ます。
1000年間この行事が続いています。
寒川様と川勾様の仲裁を比々多様がして、
それを八幡様と前鳥様が見守る、、、
初めて知った時は
人間味あって面白いな〜と思いました
神事終了後は逢親場(大磯)に移動して、儀式が行われます。
今年はコロナ明けて4年ぶりに通常開催されていました
まだ見に行った事がないので
来年は行けたらいいな〜と行けるタイミングの年きたら絶対に見たいお祭りです
ここまででお昼になったので
一旦帰宅してお洗濯物取り込んで
午後からもう一社
大山阿夫利神社へ向かいました。
つづく