ラヴェルの「水の戯れ」は1901年、ラヴェルが26歳の時の作品です。
それに先駆けて若いラヴェルは古典的手法を用いた「古風なメヌエット」「グロテスクなセレナード」「亡き王女のためのパバーヌ」などのピアノ作品を作っています。
「水の戯れ」はラヴェル独自の新しい境地を開いた作品で、印象派の作風へと発展してきた様相がみてとれます。
曲はパリ音楽院での師であるガブリエル・フォーレに献呈されています。また、楽譜の冒頭にはアンリ・ド・レニエの詩「水の祭典」から「水にくすぐられて笑う河の神」というテキストが添えられています。
ラヴェルと言えば、音響の魔術師🧙🪄
自身のピアノ作品をオーケストラに編曲したり、ムソルグスキーのピアノ作品「展覧会の絵」をオーケストラに編曲したり。
また、最も有名なラヴェルのオーケストラ作品に「ボレロ」がありますが、非常に個性的かつ、独創性のある素晴らしい人気作品ですね。
「ボレロ」からも分かるように、ラヴェルはオーケストラの楽器それぞれの持つ個性をよく知っていて、魔法のような音響世界を作り出しました。
このようにラヴェルには非常に独特な音響世界が存在します。
「水の戯れ」にもそれは表れていて、水の流動、輝き、色彩を大胆、かつ繊細な音響を作り出しています。
夏の暑さ☀️を少しでも和らげるのには「水」の涼やかな響きが心地よいですね☘️
そういえば、昨年の今頃はドビュッシーの「水の反映」を弾いていました♪
もうそろそろ、夏休み🌻
皆様は涼しいところに旅に行かれるのでしょうか?
日本🇯🇵の夏☀️が年々、厳しさを増しているように感じます。
皆様の夏の過ごし方を教えていただきたいです☘️
暑さ、これから本格的になりますので、どうぞくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね🌻
ラヴェル「水の戯れ」をYouTubeにアップ⤴️いたしました。
ぜひお聴きください♪
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