横浜市金沢区のピアノ教室

yokopianostudio
 
・講師 竹内陽子 東京音楽大学ピアノ専攻卒業
・場所 金沢文庫駅東口から徒歩6分のお教室です
・対象 3歳〜大人
 
   
「習慣」
について、改めて深く実感に至る心境になったので少し書いてみたいと思いました。

「習慣」については古今東西、様々なことわざ、名言もございますね。
習慣が人を作る、人格を作る、人格が変われば人生が変わる、、、
などなど。
皆様もいろいろなところで、よく聞いたフレーズではないかな、と思うのですが。



実は、ピアノにも当てはまるなぁ、としみじみ思うことがありました。


先日、あるピアノ調律師の方とお話しする機会があり、いろいろなピアノ談義をしていたのですが、
「先生は、なぜシゲルカワイのピアノに決められたのですか?」「ピアノを決める時、何が1番の決め手になりますか?」
というご質問があり。



私は楽器を選ぶ時、まず「響く楽器」が良いということ。
楽器は音ありき、音を出すものなので、よく響く楽器というのが1番の決め手になります、とお答えしました。
それから、他にもタッチ感や輝き、広がりなど、好みは多様だとは思うのですが。



それから他に私が気づいたことは、私はもともとカワイの楽器を長く使っていたので、カワイの音に親しんで慣れていたということです。
30年以上です。
カワイのグランドピアノに決めたのは、私でなく母親でした。私はまだ若かったので、何の疑問もなく、ただただグランドピアノを買ってもらえただけで嬉しくて、感謝だけでした。




それが良かったのか、悪かった?のか
まあ、悪いというのは無いのかなとは思いますが
良くも悪くも、私はカワイのピアノ、カワイの音を毎日のように家で弾くということになったわけですね。
30年以上ですよ。
毎日弾くんですから、すごい時間数になりますよね。それを習慣と言わずに何と言うのでしょうか!!
正に、習慣そのものでしょう。



私は4年ほど前に、機会がありシゲルカワイのピアノを買わせていただきましたが、もちろんシゲルカワイが素晴らしいのはもちろんのことですが、たぶん、それだけではなく、私がカワイに親和性が強かったということが大きな要因だったのかな、という気がいたします。

でも、やはり本当はヨーロッパのピアノに憧れています。スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベビシュタインが世界三大ピアノのブランドです。

コンサートホールにはスタインウェイが多いですね。だからコンサートピアニストは自宅にもスタインウェイのフルコンサートピアノをお持ちの方が多いようです。自宅に??と思われるかと思いますが、本当です。贅沢?いえいえ、必要だからなんだと思われます。


また、ヤマハピアノは明るい響きがスタインウェイ寄り、カワイピアノの深みはベーゼンドルファーやベヒシュタイン寄りのような感覚があります。
メインで弾くレパートリーがどんな作曲家の作品なのかを考慮して、自宅に置くピアノを選んだ方が良いのかもしれませんね。
私はスタインウェイの音は好きなんですが、タッチ感がすぐに合いやすいのはベーゼンドルファーやベヒシュタインみたいです。
そんなことを考えると、やはり自宅にもスタインウェイやベヒシュタインのピアノがほしいなあ💓


ピアノを習う時
電子ピアノでも良いですか?
すぐに辞めてしまうかもしれないから
置き場所がない、音が出るから難しい
などなど
楽器の問題でご質問やお悩みがある方もいらっしゃいます。

できることなら、すぐに電子ではなく、本物のピアノをご準備されることをお勧めいたします。
楽器は想像以上にピアノ人生に大きな影響力を持っているからです。なんと言っても「習慣」なので。
ピアノを買わないことで、ピアノを辞める原因を自ら招く、ピアノがつまらなくなる、などなど、、ありそうです。


ピアノを愛する、音楽を愛する気持ちは
毎日の習慣から
楽器によりピアノ人生を作る、開く
そんなことが本当にあるのだと
ずっとピアノを弾き続けてきたからこその実感を持っています。


 
 
 
 
 

横浜市金沢区のピアノ教室

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・講師 竹内陽子 東京音楽大学ピアノ専攻卒業
・場所 金沢文庫駅東口から徒歩6分のお教室です
・対象 3歳〜大人