今回の発表会、プログラムの構成は、オープニング、ピアノソロ、ピアノ連弾、声楽、音楽物語、そして再び、ピアノソロ
となっております。
ヴァラエティに富んでますが、やはりメインはピアノソロ🎹となります。
今日はピアノソロについて改めて考えてみました。
ピアノ以外のどんな楽器も、たった1人で演奏することは少ないと思います。
たいてい、声楽にしても、弦楽器、管楽器も伴奏がつくのが普通です。時々、無伴奏の曲目、アカペラの曲がありますが、それは少ないです。
それに比べて、ピアノは1人で演奏🎶することがメインとなります。
1人ということのメリットは、いつでも自分の時間で練習ができること。
曲選びにしても、自分が好きなものを選べること。
演奏についても、自分の自由な考えで世界を作れること。
要は、1人で完結できること。
ピアノはオーケストラの音域をカバーしてますから、曲によったら、1人でオーケストラ作品を作れるわけですね。
だから、よくピアニストは指揮者のように。と言われることもあります。
また、コロナ禍においては、中高年層の生徒様が増えました。ピアノ屋さんから聞いた話しによると、楽器もよく売れているそうです。
私のところでも、その現象が起きましたし、皆さんがピアノを買われました。
ということで。
まだまだメリットはあると思うのですが、1番は誰にも干渉されることなく、自分の世界が持てることかなぁ、と感じています。
今、大人の生徒様が増えておりますが、日々の生活は皆さん、それぞれに様々な出来事がある中、ピアノは静かに自分自身と向き合う浄化の時間を持つ、良いツールとなるようです。