うちにはひどく本好きの人が1人いて、ジャンル問わずに乱れ読みしていて、その本の感想を私はよく聞かされるわけなのですが、、、
最近、すごく感動して何度も話してくる本が、あのパデレフスキーの伝記なんです。
パデレフスキーといえば、ポーランドのピアニスト、作曲家、そしてポーランド初代大統領になった偉大な人物ですよね。
なんと言ってもショパン作品の校訂者で有名です。
ピアノ弾きなら、ショパン作品はパデレフスキー版で揃えている人も多いと思います。
あまりにも、パデレフスキーの話ばかりしてくるので、私もパデレフスキーに思いを馳せてみました。
私が初めてパデレフスキーを知ったのは中学一年生の時でした。
当時、フルートを吹いていた私。同じフルート友達の家に遊びに行ったら、そのお宅にお父様のオーディオルームがあって、ぜひ聴いてほしい！とかけてくれたレコードがパデレフスキーの演奏するメンデルスゾーンの紡ぎ歌でした。
その演奏に衝撃を受けたのです。
パデレフスキーの演奏は飛び跳ねるように生き生きした音楽でした。レコードから飛び出してくるような。今、YouTubeであるかしら、と探したら出てきました。
もちろん、アナログのレコードプレーヤーで聴く方が断然良いですが、YouTubeからでもパデレフスキーの雰囲気は伝わってきます。
大人気のピアニストで、世界をまわっていたし、色々な人たちにも出会っていました。
80年ほどのその生涯、、、
大統領にまでなったパデレフスキーの生涯。
パデレフスキー版でお世話になるだけではなく、
私も一度、伝記を読んでみよう、と思いました。