お盆休みですね💐
いかがお過ごしでしょうか?
私は昨日までレッスン🎹✨🥰 今日は近場で家族とゆっくりと休日を過ごしていま
す。
残念ながら、アルコールではございませんよ🍹
さて、ショパン物語がお休みがちになっておりますが、相変わらず、ショパンが好きで弾いておりますし、生徒さんもショパンに取り組まれている方が多いです。
そこで、何だか以前より気になっていることが。
今日はそれを書いてみたいと思います^_^
こちらのミネストローネ、美味しかった💕
それ、というのは。
ショパンの曲の調性についてなのです。
実は、意識していた訳では全くないのですが、同じ調性の曲を集中して弾いている??
生徒さんにもレッスンしている??
ということに気がついたのです🎹✨
(今ごろ?笑)
いえいえ、だいぶ前から気がついてはいたのですが、特に最近はそこへの意識が強くなってきているのです。
久しぶりに横須賀美術館にも行きました
その調性というのは
「嬰ハ短調」
ドイツ語だと、cis moll
例えば、
有名どころで生徒さんが良く弾く曲は
♪「幻想即興曲」
♪ワルツ7番op.64-2
♪ノクターン20番遺作
私が最近、弾いていたのは
♪ポロネーズ1番op.26-1
♪ノクターン7番op.27-1
♪前奏曲25番op.45
次に弾いてみようと思う曲
♪マズルカop.50-3
これだけあげてみても、同じ調性の曲、けっこう多いなぁ✨🎹
という印象なのですが、
この中の曲には他にも共通項があるのですが、何だか分かりますか?
実は、曲の途中で転調している、その調性が
変ニ長調 Des dur
になっていることなんです❣️
また、曲の中でDes durに転調していなくても、次の曲(同じ作品番号の連作など)でDes durの曲になっているのです❣️
例えば、ノクターンop.27-1 cis moll
ノクターンop.27-2 Des dur
観音崎は私の好きなところの一つです💕
ショパンはこの組み合わせがお気に入りだったのでしょうか?
皆さんが良くご存知の曲、生徒さんもよく弾かれる曲に
「雨だれの前奏曲」
がありますね。
こちらは、逆パターンで
変ニ長調 Des dur→嬰ハ短調cis moll
に転調しています✨✨
また、こちらはショパンの曲ではありませんが、
ベートーベンのソナタ「月光」
1楽章 cis moll
2楽章 Des dur
3楽章 cis moll
久しぶりにアフタヌーンティーセット🫖
ショパンとベートーベン。バッハやモーツァルトに比べて、ショパンはベートーベンにそれ程のシンパシーを感じていたとは言われませんが、この
「月光ソナタ」はショパンのピアニストとしてのレパートリーだったようです。
幻想即興曲や前奏曲op.45
には「月光ソナタ」との類似性が見受けられます。
ショパンはどんなことを考えながら曲を書いていたのでしょう?
きっと、調性は曲作りにとても重要な要素だったことは確かですね!
「嬰ハ短調」
は数ある調性の中で、ショパンにとって、どんな位置付けだったのでしょうか?
そんなこんな❣️
に考えを巡らせながら✨✨
これからも、様々なショパン作品を演奏、指導していきたいです🥰🎹✨💐
これは、自宅ベランダから能見台方面を望む夕焼け
☆忘備録☆
ショパン作品
嬰ハ短調作品を集めてみた