「単調はダメだが、単純は良い」
昨日、たまたま見た本から見つけた言葉。
各界の著名人へのインタビューをまとめた本で、
彫刻家の佐藤忠良さんの言葉です。
蘭が好き。父がよく育てていた花。
実は、この言葉、私が東京音大で当時、師事していた先生から聞き、心に残っていた言葉でもあります。
分野は違うけれど、美術も音楽も共通するのですね。
例えば、演奏でこれはどのようなことを意味するのでしょうか?
単調、は退屈に繰り返す、という感じ。
単純、は不要なものを削り、本質を表現する、というような感じかな?
生徒さんからのお手紙は大切に保管しています💕
実践となると、なかなか難しいかもしれませんが、とても大切なことなので、目指していきたいところでもあります。
美術や音楽に限った話しでもなくて、普通の暮らしの中にも必要なことかな、と思いますが。
自然の姿は完全な調和があり美しいですが、人工だと、そうならない場合も多々あるので、違和感や不調和になるのかも?
ホームページより。
美術や音楽で、単純で自然な美しい表現を紡ぎ出すには鍛錬と審美眼が必要なのですね。
そんな演奏に少しでも近づけるように✨✨
日々の自分のあり方も振り返ってみたいなぁ✨と思います。
秋バージョン。