今日は横浜市立大学医学部ピアノ会所属の新しい生徒さんのレッスンをいたしました。






先日、ピアノ会の演奏会が終わったばかりですが、またクリスマスに🎄ピアノパーティ🎉があるそうで、演奏予定の曲をレッスンいたしました。

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ピアノの指導は若い頃より、今の方が面白くなってまいりました。色々なことが見えてくるようになった気がしております。




指には表情があり、弾きたい音、イメージしている音色により、動きが変わってまいります。
ですから、もし音を聴かずに弾いている姿だけを見ても、演奏がどのようなものだか、予想がつくのです。




また、演奏の中で間違えることは誰しも、いつでもあることですが、間違える場合、自然な流れに乗っていないことが多いと思います。
間違える少し前から、何か不自然な動きや心の揺れが出た場合、間違えにつながるのではないかと思います。





ポリーニは、ミスタッチをしないことで有名でしたが、なぜミスタッチや間違えをするのか、理由が分からないと言ったそうです。
凡人からしたらびっくりな発言ですが、今思うと、ポリーニは天才的に自然そのままのあり方ができた人なのかもしれないですね。






自身のピアノ演奏やピアノ指導を通して、前までは気がつかなかったことが見えてきた場合、とても嬉しいですし、面白いなあと感じます。





今日レッスンしたのは、フォーレのドリー組曲から子守唄でした。