やはり、ベートーベンだったら、ヘンレ版が一番ですね。
生徒さんが別の版を使っているのですが、
指使いも直しましたし、アーティキレーションも、余計な指示があったりしていました。
生徒さんは、だいぶヴァルトシュタインも弾けてきているので、嬉しく思っています。
レッスンをしていて、曲のイメージを理解してもらうのに絵画や、書道の話しをすることがあります。
昨日も、レッスンしていて、美術の話しになり、曲を理解してもらうのに役立ちました。
何度も小さな点や線を塗り重ねているゴッホの絵。
遠くから見ると、ひとつの面に見えますが、近づくと様々な色が細かく重なっています。
これだけ細かい絵を描くことは、魂を燃やすように大変な作業だったことと想像できます。
でも、必要だからやるしかなかった、と思うのです。自分の表現には必要なことだった、ということです。
ベートーベンの楽譜を読んでいて、昨日は、ゴッホの絵が浮かんできたのです。
全体として聴いたら、波打つような面に聴こえるのに、本当は小さな細かい点の連続。
画家にしても、作曲家にしても、天才の発想はぶっ飛んでますね。
私は、絵を描くのは上手でないですが、美術館に行くのは好きです。
音楽ともつながっていますよね。
素晴らしい絵画や、音楽に触れ、感動しますが、なぜこのような描き方をしたのか、
なぜこのような曲を作ったのか、そんなことに想いを馳せることは、演奏者としては必要なことですね。
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