《平成25年 5月20日(月)》

誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~グロキシニア(Gloxinia)

花言葉~華美なスタイル・欲望

誕生石~ブルーサファイア

宝石言葉~慈愛・誠実

【ことわざ・故事・俗言~№266】

①矯(た)めるなら若木のうち

②卵に目鼻!

【万葉集№3-118(植物)】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいたか。ここでは、とくに親しまれている歌に触れながら「万葉」を尋ねます。

級(しな)照る

片足(かたし)羽川の

き丹(に)塗(ぬり)の

大橋の上ゆ

紅の

赤裳(も)裾引き

山藍もち

摺れる衣(きぬ)着て・・・

     高橋蟲麿歌集(たかはしのむしまろ)

古今和歌集№183】

けふよりは

今来む年の

きのふをぞ

いつしかとのみ

待ちわたるべき

           壬生忠岑

【俳句~正岡子規句~№189】

旅籠屋(はたごや)に

  夕餉(ゆうげ)待つ間の

    暮遅し

季語:(春)

【口遊む唄~みんなの歌~№286】

舟あそび

風と彼とに おくられて

夏ものこらぬ 舟の内

笑顔すずしき 松島は

早やわが前に 迎うなり


舟には絶えぬ 友の歌

海には変る 島のさま

朝日のいろも 興そえて

たのしきなかに 匂うなり


友のひたいに 照り返す

島のみどりの 波の影

ああ今日の日は 流れても

消えぬ記憶は いつまでぞ


あの島がくれ 漕ぎゆくは

友よぶ鳥か つり舟か

かかる景色を わが庭に

馴れ住むあまと 身をなさば