《平成25年 4月29日()》

**昭和の日**

誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~林檎

花言葉~恋の誘惑

誕生石~パール(Pearl)

宝石言葉~健康・長寿

【ことわざ・故事・俗言~№245】

①笑靨(えくぼ)は七難隠す

②世間は張り物!

【万葉集№3-97(植物)】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいたか。ここでは、とくに親しまれている歌に触れながら「万葉」を尋ねます。

住吉の

遠里(とほさと)小野の

眞榛(まはり)もち

摺れる衣の

盛り過ぎ行く

       よみ人知らず

【古今和歌集№162】

ほととぎす

我とはなしに

卯の花の

憂き世の中に

鳴きわたるらむ

         凡河内躬恒

【俳句~正岡子規句~№168】

一枚の 紙衣(かみこ)久しき 余寒哉

季語:余寒(春)

【口遊む唄~みんなの歌~№265】

旅 愁

1) 更け行く秋の夜、 旅の空の、

わびしき思いに、 ひとりなやむ。

恋しやふるさと、 なつかし父母、

夢じにたどるは、 故郷(さと)の家路。

更け行く秋の夜、 旅の空の、

わびしき思いに、 ひとりなやむ。

2) 窓うつ嵐に、 夢もやぶれ、

遙けき彼方に、 こころ迷う。

恋しやふるさと、 なつかし父母、

思いに浮ぶは、 杜(もり)のこずえ。

窓うつ嵐に、 夢もやぶれ、

遙けきかなたに、 心まよう。