《平成24年10月 1日(

【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~紅い菊

花言葉~深い愛

誕生石~オパール
宝石言葉~幸福を得る


【ことわざ・故事・俗言~№97

①危急存亡の秋(とき)!

②聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥


【万葉集№2-82】
 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいたか。ここでは、とくに親しまれている歌に触れながら「万葉」を尋ねます

恋にもぞ

人は死にする

水無瀬川(みなせがは)

下(した)ゆ我れ痩(や)す

月に日に異(い)に       

      笠郎女かさのいらつめ


【古今和歌集№17

野辺近く

家居しせれば

鶯の

鳴くなる声は

あさなあさな聞く

      よみ人知らず


【俳句~正岡子規句~№20】

若水や 瓶の底なる 去年(こぞ)の水

季語:若水(冬)

【口遊む唄~みんなの歌~№116】

七里ヶ浜の哀歌   

1) 真白き富士の根 緑の江の島

仰ぎ見るも 今は涙

帰らぬ十二の雄々(おお)しきみたまに

捧げまつる 胸と心

2) ボートは沈みぬ 千尋の海原

風も浪も 小(ち)さき腕に

力もつきはて 呼ぶ名は父母

恨(うらみ)は深し 七里ヶ浜辺

3) み雪は咽(むせ)びぬ 風さえ騒ぎて

月も星も 影をひそめ

みたまよ何処に 迷いておわすか

帰れ早く 母の胸に

4) みそらにかがやく 朝日のみ光り

暗(やみ)にしずむ 親の心

黄金も宝も 何しに集めん

神よ早く 我も召(め)せよ

5) 雲間に昇りし 昨日(きのう)の月影

今は見えぬ 人の姿

悲しさ余(あま)りて 寝られぬ枕に

響く波の おとも高し

6) 帰らぬ波路(なみじ)に 友よぶ千鳥に

我もこいし 失(う)せし人よ

尽きせぬ恨に 泣くねは共々

今日もあすも 斯(か)くてとわに