《平成24年 7月 2日()》

【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~浜木綿(ハマユウ)

花言葉~どこか遠くへ

誕生石~ダイヤモンド(Diamond)

宝石言葉~清浄無垢


【万葉集№2-17】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。これからは「植物」から「相聞」と「挽歌」へ。~万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいる。ここでは、とくに親しまれている歌に触れて行く!


川の上(へ)の 

つらつら椿

つらつらに

見れども飽かず 

巨勢(こせ)の春野(はるの)は  

    春日蔵首老(かすがのくらびとおゆ)

解説

『川のほとりのつらつら椿をつらつらと、いくら見ても見飽きない、巨勢の春野は。


【俳句~おくのほそ道~№14】

(おくのほそ道【松尾芭蕉】を辿って往きます!)


笠島は いづこ五月の ぬかり道

解説

笠島はどのへんかな。この五月雨のどろんこ道じゃ行くにも行けない。

季語:五月(夏)


【ことわざ・故事・俗言~№32

大吉は凶に還る!

易学で、吉は陽、凶は陰の卦(け)である。吉の最高の大吉が出たら陽は陰に転じるということ。吉は幸運だが、それを過ぎて大吉になるとかえって凶に近くなる。


【英語のことわざ~№24】

In knowing nothing is the sweetest life.

何も知らぬと人生は最も楽しい!

~知らぬが仏!


【口遊む唄~みんなの歌~№54】

夏は来ぬ  作曲:小山作之助、作詩:佐佐木信綱

1) うの花の におう垣根に

時鳥 早もきなきて

忍音もらす 夏は来ぬ

2) さみだれの そそぐ山田に

早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして

玉苗ううる 夏は来ぬ

3) 橘の かおるのきばの

窓近く 蛍とびかい

おこたり諫(いさ)むる 夏は来ぬ

4) 楝(おうち)ちる 川べの宿の

門(かど)遠く 水雞(くいな)声して

夕月すずしき 夏は来ぬ

5) さつきやみ 蛍とびかい

水雞なき 卯の花さきて

早苗うえわたす 夏は来ぬ