《平成24年6月29日(金)》
【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】
誕生花~時計草(パッションフラワー)
花言葉~聖なる心
誕生石~トパーズ(Topaz)
宝石言葉~希望
【万葉集№2-15】
5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。これからは「植物」から「相聞」と「挽歌」へ。~万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいる。ここでは、とくに親しまれている歌に触れて行く!
潮騒に 伊良虞(いらご)の島辺
漕ぐ舟に
妹(いも)乗るらむか 荒き島廻(しまみ)を
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
(解説)
『潮流がざわめく今ごろ、伊良虞の島のあたりを漕ぐ舟に、愛しい人も乗っているのだろうか、あの波の荒い島のまわりを。』
【俳句~おくのほそ道~№12】
(おくのほそ道【松尾芭蕉】を辿って往きます!)
世の人の 見付けぬ花や 軒(のき)の栗
(解説)
この庵の軒に栗の木の花が咲いている。目立たないので、世間から評価されることもない。しかし、この花のように清貧に生きる庵の主人は、あの行基(ぎょうぎ)菩薩と同じ思いを、花に託しているにちがいない。
季語:栗の花(夏)
【ことわざ・故事・俗言~№30】
親の恩は子で送る!
父母から受けた恩は、今度は自分が我が子をしっかり養育し、立派に育てることで報いるということ。ここでの「送る」は、恩返しする、報いるの意味。=親の思いは子に送る。=親の恩は次第送り。
【英語のことわざ~№22】
The child is the father of the man.
子供は大人の父である!~三つ子の魂百まで!
【口遊む唄~みんなの歌~№52】
埴生の宿 作詩:里見義、作曲:ビショップ
1) 埴生の宿も わが宿
玉のよそい うらやまじ
のどかなりや 春のそら
花あるじ 鳥は友
オーわがやどよ たのしとも たのもしや
2) ふみよむ窓も わがまど
瑠璃の床も うらやまじ
きよなりや 秋の夜半(よわ)
月はあるじ むしは友
オーわが窓よ たのしとも たのもしや