《平成24年6月27日(水)》

【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~金糸梅(キンシバイ)

花言葉~悲しみをいやす

誕生石~アメジスト(Amethyst)

宝石言葉~心の平和


【万葉集№2-13】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。これからは「植物」から「相聞」と「挽歌」へ。~万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいる。ここでは、とくに親しまれている歌に触れて行く!


嗚呼(あ)見の浦に 舟乗りすらむ

をとめらが

玉裳(たまも)の裾に 潮(そほ)満つらむか

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

解説

『あみの浦にお供をして、舟遊びをしているだろう乙女たちの、美しい裳(も)の裾に潮が満ちているのだろうか、今ごろは。


【俳句~おくのほそ道~№10】

(おくのほそ道【松尾芭蕉】を辿って往きます!)


卯の花を かざしに関の 晴れ着かな 

           曾良(そら)・・・旅の同行者

解説

卯の花を髪に挿し、晴れ着の代わりにして関を越えよう。

季語:卯の花(夏)


【ことわざ・故事・俗言~№28

獅子身中の虫!

獅子の体内に寄生して、ついには獅子を殺してしまう虫のこと。仏徒でありながら仏法に害をなす者のたとえ。転じて、身内、味方でありながら、内部から災いを起こす者、恩を仇で返す者のこと。


【英語のことわざ~№20】

The early bird catches the worm.

交早起きは三文の徳!


【口遊む唄~みんなの歌~№50】

紀元節   作詩:高嶋正風、作曲:伊沢修二

1) 雲に聳(そび)ゆる高千穂の

高根おろしに 草も木も

なびきふしけん大御世(おおみよ)を

あおぐきょうこそ たのしけれ

2) 海原なせる埴安(はにやす)の

池のおもより 猶(なお)ひろき

めぐみの波に浴(あ)みし世を

あおごきょうこそ たのしけれ

3) 天(あま)つひつぎの高みくち

千代よろずよに 動きなき

もとい定めしそのかみを

仰ぐきょうこそ 楽しけれ

4) 空にかがやく日のもとの

よろずの国に たぐいなき

国のみはしら たてし世を

仰ぐきょうこそ 楽しけれ