《平成24年6月20日(水)》

【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~撫子(ナデシコ)

花言葉~純愛・思慮

誕生石~ブラッドストーン(Bloodstone

宝石言葉~勇敢


【ことわざ・故事・俗言~№21

①孝は百行(ひゃっこう)の本!

(孝行はあらゆる善行や徳行のもととなるということ。)

②浩然(こうぜん)の気!

(天地の間にみなぎる盛大な精気のこと。俗事から解放されたゆったりとした気持ちのたとえ。)


【英語のことわざ~№13】

Three women(and agoose) make a market.

女三人(と鵞鳥(がちょう)一羽)で市ができる。~女三人寄れば姦しい。


【万葉集№2-6】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。これからは「植物」から「相聞」と「挽歌」へ。~万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいる。ここでは、とくに親しまれている歌に触れて行く!


冬こもり 春さり来れば 鳴かずありし 鳥も来鳴きぬ 咲かずあし花も咲けれど 山を茂み 入りても取らず 草深み 取りても見ず秋山の 木(こ)の葉を見ては 黄葉(もみぢ)をば 取りてぞ偲(しの)ふ 青きをば 置きてぞ嘆く そこし恨めし 秋山我れは          

          額田 王(ぬかたのおおきみ)

解釈

『春が来ると、冬の間は鳴かなかった鳥もやって来て鳴く。咲かなかった花も咲いているけど、山の木々が鬱蒼と茂っているので、分け入っても取らず、草が深く茂っているので、手に取っても見ない。秋の山の木の葉を見ては、紅葉したのを手に取っては美しさを味わい、まだ青いのはそのままにして嘆く。その点こそ残念ですが、秋の山の方が優れていると私は思います。


【俳句~おくのほそ道~№3】

(おくのほそ道【松尾芭蕉】を辿って往きます!)

あらたふと 

青葉若葉の

日の光

ああ、なんと尊いことだ。この山の青葉・若葉は、初夏の陽光ばかりか、日光の威光に浴して、照り輝いている。

季語:青葉若葉(夏)


【口遊む唄~みんなの歌~№43】

蛍の光      スコットランド民謡

1) ほたるのひかり まどのゆき

ふみよむつき日 かさねつつ

いつしか年も すぎのとを

あけてぞ けさは わかれゆく

2) とまるもゆくも かぎりとて

かたみにおもう ちょろずの

こころのはしを ひとことに

さきくとばかり うたうなり

3) つくしのきわみ みちのおく

  そのまごころは へだてなく

ひとつにつくせ くにのため

4) 千島(ちしま)のおくも おきなわも

やしまのうちの まもりなり

いたらんくにに いさお しく

つとめよ わがせ つつがなく

  うみやま とおく へだつとも