《平成24年6月14日(木)》

【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】

誕生花~むらさきしきぶ

花言葉~聡明

誕生石~パール(Pearl)

宝石言葉~健康・長寿


【ことわざ・故事・俗言~№16

①堅い木は折れる!

(堅い木は丈夫そうに見えて、実際は折れやすく、かえって柔らかいもののほうがよく耐える。人間も、考え方に柔軟性のない人が挫折しやすいこと。

②思えば思わるる!

(親切を尽くせば報われるという意。


【英語のことわざ~№8】

Take care of the pence, and the pounds will take care of themselves.

小銭を大切にすれば大金はおのずからたまる。


【万葉集№2-1】

 5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。これからは「植物」から「相聞」と「挽歌」へ。~万葉の人々のいかに「切実に人を愛し、痛切に人の死を悼む」でいる。ここでは、とくに親しまれている歌に触れて行く!

籠(こ)もよ み籠持ち 

掘串(ふくし)もよ み掘串持ち

この岡に 菜摘ます子

家告(の)らせ 名告(の)さね

そらみつ 大和の国は

おしなべて 我れこそ居(を)れしきなべて

我れこそ居れ 我れにこそは

告らめ 家をも名をも          

            雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)

『籠(かご)も、良い籠を持ち、掘串(ふくし)も、良い掘串(ふくし)を持ち、この岡で若菜を摘んでいる娘さん。家がどこか言いなさい、名前を言いなさいな。この広い大和の国は、ことごとく私が従えているのだが、すみずみまで私が治めているのだが、この私にこそは教えてくれるでしょうね、あなたの家も名も。』


現代短歌№55】

夏はきぬ 相模の海の

南風(なんぷう)に

わが瞳燃ゆ わがこころ燃ゆ    

                   吉井 勇


【口遊む唄~みんなの歌~№39】

故郷の空        スコッランド民謡

1) 夕空はれて あきかぜふき

つきかげ落ちて 鈴虫なく

おもえば遠し 故郷のそら

ああ わが父母 いかにおわす

2) すみゆく水に 秋萩たれ

玉なす露は すすきにみつ

おもえば似たり 故郷の野辺

ああ わが兄弟(はらから)

たれと遊ぶ