《平成24年5月30日(水)》
【誕生花と花言葉、誕生石と宝石言葉】
誕生花~オリーブ(Olive)
花言葉~平和
誕生石~アメジスト(Amethyst)
宝石言葉~心の平和
【ことわざ・故事・俗言~№5】
挨拶は時の氏神!
(当事者には問題を冷静に判断することは難しいので、間に立って双方の言い分を聞いてくれる仲裁者は、氏神さまのようにありがたいもの。その人の意見に素直に従うのが一番であるということ。~地獄で仏に逢ったよう・仲裁は時の氏神)
【万葉集№28】
5世紀半ばから8世紀にかけて詠まれた長歌、短歌など4,500首余りを全20巻に納めた日本最古の歌集です。「万(よろず)の言(こと)の葉(は)を集めた」あるいは「万世(よろずよ)に伝えるべき集」で、不滅の「文化遺産」です。ここでは野の草や花木を詠んだ歌の一部を掲載してみます。
山の際(ま)に 雪は降りつつ
しかすがに
この河楊(かはやぎ)は 萌えにけるかも
作者不詳
(注)河楊は「ネコヤナギ」
【現代短歌№44】
碓氷嶺(うすひね)の 南おもてに
なりにけり
くだりつつ思ふ 春のふかきを
北原白秋
【口遊む唄~みんなの歌~№28】
アビニョンの橋の上で フランス民謡
橋の上で 踊るよ 踊るよ
橋の上で 輪になって 踊る
紳士も来る 奥さんも来る
橋の上で 踊るよ 踊るよ
橋の上で 輪になって 踊る
【こころに沁みることば】
青 春 原作:サミュエル・ウルマン、邦訳:岡田義夫
青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞(たくま)しき意志、炎(も)ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老(お)いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰(き)せしめてしまう。
年は70であろうと16であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く、驚異への愛慕心(あいぼしん)、空にきらめく星辰(せいしん)、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、事に處(しょ)する剛毅(ごうき)な挑戦、小児(しょうに)の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老(お)ゆろ。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老(お)ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老(お)い朽(く)ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力(いりょく)の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎(ひたん)の白雪(はくせつ)が人の心の奥までも蔽(おお)いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを固(かた)くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老(お)いて、神の憐(あわれ)みを乞うる他はなくなる。