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苦味を嘗（な）める者は甘味を知らず！ （ドイツ俚諺）

平成２６年１1月　２日（日）

【暦・行事】(霜月）

＊唐津くんち

【万葉集№２２３】
柿本朝臣人麻呂　

鴨山の

岩根しまける

我れをかも

知らにと妹が

待ちつつあるらむ

【古今和歌集№４１９】

紀　有常

一年（ひととせ）に

一度（ひちたび）来ます

君待てば

宿貸す人も

あらじとぞ思ふ

【俳句①～小林一茶№１０７】

旅笠を　小さく見せる　　霞かな

季語：霞（春）

【俳句②～正岡子規句～№４２０】

蚊をたゝく　いそがはしさよ　写し物

季語：蚊（夏）

金銭は国会議員よりも雄弁なり （デンマーク俚諺）

平成２６年１０月３１日（金）

【暦・行事】(神無月）

＊世界勤倹デー

【万葉集№２２２】
柿本朝臣人麻呂　

沖つ波

来（き）寄る

荒磯を

敷栲（しきたへ）の

枕とまきて

寝（な）せる君かも

【古今和歌集№４１８】

在原業平朝臣

狩り暮らし

たなばたつめに

宿からむ

天の河原に

われは来にけり

【俳句①～小林一茶№１０６】

三文が　霞見にけり　遠眼鏡

季語：霞（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１９】

蚊の声に　らんぷの暗き　宿屋哉

季語：蚊（夏）

婦人の幸福は服従中に存す！ （ミシュレー）

平成２６年　８月２８日（木）

【暦・行事】(葉月）

＊大安

【万葉集№２２１】
柿本朝臣人麻呂　

妻もあらば

摘みて食（た）げまし

沙弥（さや）の山

野の上のうはぎ

過ぎにけらずや

【古今和歌集№４１７】

藤原兼輔

夕月夜

おぼつかなきを

玉匣（くしげ）

ふたみの浦は

あけてこそ見め

【俳句①～小林一茶№１０５】

すつぽんも　時や作らん　春の月　

季語：春の月（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１８】

旅やすし　蚤の寐巻の　袖だゝみ

季語：蚤（夏）

親に親切、一番の孝行！ （スマイルズ・自助論）

平成２６年　８月２７日（水）

【暦・行事】(葉月）

＊愛知一色大提灯

＊神奈川大山阿夫利神社秋季大祭

【万葉集№２２０】
柿本朝臣人麻呂

玉藻よし

讃岐の国は

国からか

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待ちか恋ふらむ

はしき妻らは

【古今和歌集№４１６】

凡河内躬恒

雪とのみ

降るだにあるを

櫻花

いかに散れとか

風の吹くらむ

【俳句①～小林一茶№１０４】

はつ春も　月夜となるや　顔の皺

季語：はつ春（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１７】

川蟬や　柳静かに　池深し

季語：翡翠（かわせみ）（夏）

旧友は最良の鏡なり！ （ドイツ俚諺）

平成２６年　８月１６日（土）

【暦・行事】(葉月）

＊月遅れ盆送り火＊京都・箱根大文字

＊松島灯籠流し＊三嶋大社祭

【万葉集№２１９】
柿本朝臣人麻呂

そら数ふ

大津の子が

逢ひし日に

おほに見しくは

今ぞ悔しき

【古今和歌集№４１５】

紀　貫之

糸による

ものならなくに

別れ路の

心細くも

思ほゆるかな

【俳句①～小林一茶№１０３】

文七が　下駄の白さよ　春の月

季語：春の月（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１６】

蘆原の　中に家あり　行々子

季語：行々子（夏）

鳥なき里のこうもり！ （古語）

平成２６年　８月１４日（木）

【暦・行事】(葉月）

＊鶴岡荘内大祭

【万葉集№２１８】
柿本朝臣人麻呂

楽浪（ささなみ）の

志賀津の子らが

罷（まか）り道（ぢ）の

川瀬の道を

見れば寂（さぶ）しも

【古今和歌集№４１４】

凡河内躬恒

消えはつる

時しなければ

越路なる

白山の名は

雪にぞありける

【俳句①～小林一茶№１０２】

茹汁の　川にけぶるや　春の月

季語：春の月（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１５】

杉檜（ひのき）　朝日つめたき　氷室山

季語：氷室（夏）

せつなきときの神頼み！ （日本俚諺）

平成２６年　８月１３日（水）

【暦・行事】(葉月）

＊月遅れ盆迎え火

【万葉集№２１７】
柿本朝臣人麻呂

秋山の　したへる妹　

なよ竹の　とをよる子らは

いかさまに　思ひ居れか

・・・・・・

・・・・・・

朝露のごと　夕霧のごと

【古今和歌集№４１３】

乙（おと）

山隠す

春の霞ぞ

うらめしき

いづれ都の

さかひなるらむ

【俳句①～小林一茶№１０１】

はるかぜや　鳴出しさうな　飴の鳥

季語：春風（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１４】

ちらちらと　伏勢見ゆる　夏野哉

季語：夏野（夏）

神は動詞であって名詞ではない！ （フラー）

平成２６年　８月１２日（火）

【暦・行事】(葉月）

＊徳島阿波踊り

【万葉集№２１６】
柿本朝臣人麻呂

家に来て

我が屋を見れば

玉床の

外（ほか）に向きけり

妹が木枕（こまくら）

【古今和歌集№４１２】

よみ人知らず

北へ行く

雁ぞ鳴くなる

連れて来（こ）し

数は足らでぞ

帰るべらなる

【俳句①～小林一茶№１００】

春風に　猿もおや子の　湯治哉

季語：春風（春）

【俳句②～正岡子規句～№４１３】

夏山を　廊下づたひの　温泉（いでゆ）哉

季語：夏山（夏）

2014/07/21