毎週火曜日の午後に訪れるデイサービスの家、方南ふれあいの家。
傾聴ボランティアということなんだけど、要するにお話相手をしています。8年目ぐらいになります。
毎回最後の5時台に帰られる3人とは一番長くお相手します。
お3人とも90代で女性。最高齢は97歳です。
この方々がとてもすてきなんです。
体は少々ご不自由ですが、前向きで明るい。
いつお迎えがきてもよいと、かっ、かっと語られます。
家にいると1人でつまらないけど、ここに来るといろんな人がいてくれて楽しいと、いろんな話をしてくださいます。
戦争の時代は青春期でした。困難な戦中戦後を生きぬき、夢中で働き、子を育てあげ、家族を看取り、、、。
その長い人生を伺っています。
百人一首では私は歯が立ちません。
立てなくで話すことさえ不自由な人ら口々に反戦を言う
自愛ゆえ嫁と仲良くするという媼の顔を犬が舐めおり
猫の死を語る媼の目の光 媼が猫か猫が媼か
1世代先をたくましく生きる方々から、私はたくさん学ばせていただいています