12年前の6月8日。
あなたは私を選んで生まれてきてくれました
あまりにも早く産まれたもんだから
お父さん間に合わなかったのよ
とにかくよく飲み助けだったから、
プクプクと太って
おかげで鍼灸院に通いました(笑)
でも、よく風邪を引いたから
何度も夜間に救急病院へ行って
点滴してもらいました。
心配はいつまでも尽きません
あなたは小学校2年生でした。
当時は何がなんだか分からなかったね
アザラシのようなお父さん。
ちょっかい出してはあなたに叱られてました
だけど‥‥‥
休日返上しては一生懸命働いてくれました
命を削ってでも
私とあなたのために頑張ってくれたんよ
だから優しくしてあげてな。
小学校5年生になったあなたは
すべてを悟りました
すでにご飯ができていて
お父さんのマッサージしてあげてましたね
あなたがいたから、
みんな笑顔になれたんよ
あなたにとっては辛い事だったでしょう。
でも、お父さんはちゃんとわかってたんよ
あなたの優しく握りしめた手を‥‥‥
おばあちゃんにも祝ってもらって
おまけに大好きなゲーム。
良かったね
お父さんはいなくなったけど、
いつか大人になってこの手紙を見た時
あなたは父と母のかけがえのない
宝物だということを知ってください。
「変わらない愛情を永遠に」