目は口ほどに物を言う
絵は口以上に物を言うでしょうか
中学校の頃、
教科書に東山魁夷の作品が載っていました。
主人が癌に侵されてからは
自然の美しさに
心が解放されていくのを感じるのです
長野県にある御射鹿池(みしゃかいけ)は
農林水産省のため池百選に選ばれました。
あまりの強酸性のため、
魚は生息できないが
トンボや蝶、カモは生息しているよう
湖底に酸性水を好むコケの繁茂により
木々が水面に反射する現象が見られます
朝もやの中を描いたように思えます
見事な紅葉を水面に反射させますが
アクセスしずらく
人をよせつけない雰囲気さえ感じます
どこか寂しげで
人の琴線を爪弾くように
水面は四季を映し出し
太陽が去ると
水面には星がこぼれてくる
彼は生涯、風景画を描き続けてきましたが
彼が描いた風景は
のちに私達の風景となりました。
心が疲れてきた時
四季織りなす風景を見ることで
心の鏡が
再び心を照らしてくれるのでは
と思っています
以上です
