主人が末期癌になってから、よく闘病ブログを見るようになった。人はその立場にならないと、なかなか理解してあげれないところがある。私の家系には癌がいないこともあり、全く知らない世界だった。
末期癌で、応援していた方が何名か亡くなった。穴が空いたように辛かった。他人でも、やはり、亡くなるということは、大きいことだと思う

しかし、閲覧数の多いブログに、相手をいたずらに炎上させる人もいて、いまだに背筋が寒くなるし、頭にくる。
でも、ふと、それはどんな人なのか興味を持つ。
自分が不幸だから相手の不幸を喜んでいるのか、正体が分からない事を良い事に、ただただ好奇心で面白がってやっているのか、応援しているように見せかけて、同一人物が書いているのか分からないけれども、そこに人間の本質的なものを見る気がする。
幸せ一杯のブログより、不幸な人生のブログの方が毎日のように見てしまう。人間は弱いから、人の不幸が自分の強さに変えてしまうのかしら。
でも、言われた方は辛い。
本当に辛い事って、全くの他人に言う方が言いやすかったりするし、フェイスブックには書きたくない。同情ばかり誘っているように思えるし、負のエネルギーを出したくないし。
みなさんはどうだろうか。
本当に苦しい時に、自分の全てをさらけ出せる友人はいますか?いたら本当に羨ましい生き方をしてると思います。