主人が癌になって3年と4カ月ですが、心底ありがたいと思ったことがいくつかあります。


1つは、国の「高額医療制度」です。その人の収入に合わせて、月の限度額を決めてもらえます。主人の抗がん剤は一回一本50万で、月に2回打つので恐ろしい額になります。あと、仙台でICU(集中治療室)に3日入ったのですが、1日100万円らしいですポーン。看護婦さんがおっしゃっていたのですが、たまに健康保険をかけてない方が来るらしく、支払いは病院側と話し合いになるようです。


2つ目は、「がん保険」や「保険」です。
一度、保険見直そうなあと思っていた頃に、病気が発覚し、減らさなくてよかったな、と心底思いました。
がん保険は、がんと告知されたら、即、その人の掛け額に応じてドンとお金がおります。主人はたびたび入院やら、手術したので、その都度支払われるのは助かりました。最近は通院には、診断書がいらないので楽に請求できます。保険は毎月の支払いが大変ですけど、かけてなかったら、路頭に迷いますねゲッソリ


3つ目は、まぁこれが最大にありがたかったのは、ずっと正社員で働き続けてくれていたことですニコニコ会社の福利厚生は、何よりの助けになります。病院で、限度額を超えて支払わないといけなくても、3カ月後くらいで、その差額が支払われます。お見舞い金も定期的に頂いています。
主人は転勤、転勤で、仲間が辞めていったり、自殺された方もいらしたのですが、その中でも黙々と働いていてくれたので、今回も

「死ぬまで面倒みる」

と言ってくれています。病気で会社に見放されたら、「死ね」と言われているようなものなので、いざ、という時のことは、普段イメージトレーニングをしておいた方がいいと思います。

病気と事故は思わぬときに突然現れるので、普段から健康診断や、貯金をしておくことが、いざという時に最大の味方になります。なかなかお金の事は頼みにくいですからニコ