息子が脳腫瘍の手術を受けて9日経ちました。
現在少しずつ回復してきて、私のメンタルも今は落ち着いているのでようやく近況を綴れそうです
手術前は医師からリスクを並べられ過ぎて不安が大きくなるばかり。最悪の想定を話さなければならないというのは分かるから仕方ない。
このまま放っておくと水頭症になるかもしれないから手術をするしかないと言われ、成功を祈って託すしかありませんでした
手術終了
終了時刻はほぼ予定通り8時間後。病院で付き添っていたのは夫だったので無事に終わったと電話がくるまではそわそわしっぱなしでした
ICUで一晩過ごした後は一般病棟に戻ってきた息子ですが、術後1日目の顔はパンパンに浮腫んで目も開かない程で、頬はうつ伏せの体勢が長時間続いたことで擦れて皮がむけて真っ赤に腫れていました。
息子の姿を見た瞬間、涙が堪えられなくて、無事に命は助かったけど、あまりにも痛々しい姿はショックが大きく今までみたいに生活できるのか不安も押し寄せてきました
後頭部の傷口はガーゼとバンドで見えなくなっているけど、少しずれるとホチキス止めしているのが見えて痛さを物語っています。
痛みとの戦い
痛み止めは6時間あければ点滴からしてもらえるものの始めの2日間は痛み止めをしても3時間経てば痛いと大騒ぎすることも多かったです。
無表情で言葉数も少なく数日前の姿とはあまりにも違う息子。浮腫みを取るためには体を起こすことが1番大事だと聞いたのでベッドの頭部分に角度を付けるように意識する…でも本人は痛がるし、動くとずり落ちてしまうので何度も体勢を変え直しが必要。
付き添いで傍にいるだけで涙が出てしまうし、元気な息子が映る写真を見るのも辛くなるくらいしんどい時間でした
回復の兆し
4日経つと痛み止めもいらなくなり、目もあらかた開いてようやく笑顔も見られるようになりました。
まだ少しお喋りしずらそうではありますが段々言葉数が戻ってきて、1週間も経つと寝そべりながらゲームも楽しんでいます。
今はリハビリ段階で、病棟内を車椅子で移動したり、体を支えられながら歩く練習中です数分程度でも疲れてしまっている状態なので、退院できるように少しずつ体力をつけることが課題かな。
未だに腫瘍の病理検査は結果待ちで手放しで喜べないけど、家族一丸となってこの困難を乗り越えていきたいなと思っています