よく「ミスったな～」なんて言葉を軽く使ってしまうときがあると思います。

そこで今回は『「ケアレスミス」なんて言葉は使わない。そのための策を練る重要性』について書いていこうと思います。

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●注意力不足だと自覚し対処する●
よく受験生に限らず『ケアレスミス』という言葉を使うことがあると思います。

でもこの『ケアレスミス』という言葉は非常に怖い言葉ですよね。

だっていかにも「注意さえできていればできたはず」というニュアンスを含んでいるように聞こえるからです。

でも個人的に思うのは『的確に気を配り、注意するのも１つの重要な能力ではないのか？』ということです。

もちろん僕も受験生時代に関わらず、うっかりミスというのはよくしました。

正直今でもテキストを作っていて、打ち間違いを起こしたりするくらいです。

だからといって、これを「ケアレスミスだから仕方ないか～」と認める気はありません。

まだまだ僕にも『徹底的に気を配り、絶対にミスをしないように注意する能力』が欠如している証拠だと思います。

だからここで書くことは自戒の念を大きく含んでいます。

と書いたものの、僕は受験生時代、ここでいう「ケアレスミス」というのは非常に少ない少年でした。

正直、試験を早く解き終えて見直すということもしません。時間を余らせることもしません。

90分の試験時間なら90分をフルに使って試験を受けます。だってそれが制限時間だから。

皮肉なもので、「早く解けた子の方が時間がかかった子よりも点数が悪い」なんてことは日常茶飯事です。

もちろん陸上競技のようにスピードを重視している試験ではそれも重要かもしれませんが、すべての試験がそういった試験ではありません。

ましてや入試にしろ、資格試験にしろ、基本的には『制限時間』という設定で試験時間が設定されるはずです。

ということは、『その制限時間をいかんなくフルに使い切ることが重要』だと思います。

ただ、この制限時間の使い方というのには細心の注意を払う必要があります。

全時間を問題を解くことだけに費やしてしまい、ミスをしていないかの確認のための時間を全く設けない、猪突猛進とも言える形の時間の使い方は良くありません。

人間は絶対にミスをするものだと思います。だからこそ、それに対応する策が必要です。

確かに僕は、試験を早く終わらせて見直すことはしませんでしたが、『解きながら適宜見直し確認する』ということは徹底していました。

そうすることによって、『少しでも早くミスに気付き、致命傷になる前に対処する、そして無駄な時間を使わない』ということを意識していました。

もちろん注意の仕方は人様々で良いと思います。

ただあまりに「ケアレスミス」というのが多い人は、自分が『徹底的に気を配り、絶対にミスをしないように注意する能力』が欠如しているのだという意識を強く持ってほしいと思います。

そして、「ケアレスミス」を最大限回避するための策を考えてほしいと思います。

個人的にはそういった手間をとるだけでずいぶん「賢さ」って変わってくるのではないかなとも思いますね。