前回、『せずに後悔するくらいなら、して後悔の方が良い』という話を書いていきました。

ただ、前が全く見えないまま進むのは不安もあります。

そこで今回は『できる感を高めていくために復習をする重要性』について書いていこうと思います。

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●未知の世界へのチャレンジ●
特に本格的に勉強を始めたばかりの分野に関しては、未知の部分ばかりのです。

そうすると、膨大な未知の塊に自分自身が押しつぶされてしまいそうな印象を持つことがあります。

しかし、その大きな壁を越えていかなければ、知識を得た後の充実した思考の世界は経験できないわけです。

もちろん１回見てすぐにすべてが頭に入ってしまえば楽ですが、なかなかそんなことはありません。

ということは、パッと見ると非常に大きな壁に見えるものを、勇気を持って越えていかなければならないわけです。

では実際にその壁を越えるためにはどうしたらよいでしょうか？

もちろん最終的には実力を付けて越えていくのです。

でもその途中経過はどうでしょう？

ひたすら大きな壁の前でもがき苦しむだけで日々を過ごすのでしょうか？

それはあまりにツラすぎますよね。

そこで僕自身も行い、実践を薦めているいることは、『まずできる感を高める』ことです。

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●英語長文問題を例に挙げて●
例えば英語の長文問題を考えてみましょう。

まだまだ英語ができない人にとっては、長文問題というのは未知の塊のようなものです。

しかし実際に授業を受けると、「できそうな気になってくる」と思います。

ここで止まってしまっては「できそうな気」で終わってしまうのでダメなわけです。

そこでまずは『できる感を高める』ことを目指していきます。

これは何かというと、何度でも音読したり黙読したりしながら、同じ教材を読み込んでいきます。

その中で、何度でも単語の意味チェックや文法チェックをしていきます。

この時点では体系だった文法を習得できるわけではないので、正直上辺の理解になると思います。

何度も繰り返し読み込むことで、本文内容も十分理解できるはずですし、文法理解も完全な未知ではなくなってきます。

そしてその経験値を蓄えていけば、体系的に文法を習ったときに、「あっこれがあのとき見たやつか！」と非常に実感できると思います。

非常に泥臭い方法ですが、まずは『できる感を高める』ために、同じ素材を存分に味わってほしいと思います。