大学受験 英語勉強法〜センター英文法(2005年度本試①)/解説編〜 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『センター試験』の2005年・本試、その問1~問3の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。

問1.Thank you, Hiromi. This book is exactly (   ) I wanted.
 ① what      ② which
 ③ of which    ④ that


《解説》
関係詞を問う問題。

まず文構造を把握すると、This bookがS、isがV2(第2文型)、exactlyが副詞となるので、"(   ) I wanted"全体でCとなる名詞節を作ると考えられる。

よって、①whatが正解と判断できる。

なお、②whichは形容詞節を作るので×、③of whichは後ろにとるのが完全文となり×、④thatは関係代名詞であれば先行詞が必要となるので×。


問2.We have to find (   ) to the world’s environmental problems.
 ① results     ② causes
 ③ solutions    ④ benefits


《解説》
名詞の語法を問う問題。

空所の後ろにあるtoをとることができる名詞は③solutionsと④benefitsのみ。

ただ、④を代入すると、「世界の環境問題にとっての利益を見つけなければならない」となってしまい文意が×。

よって「解決策」という意味となる③solutionsが正解。

なお、①resultsは"result of ..."で「…の結果」、②causesは"cause of ... / cause for ..."で「…の原因」となる。

問3.The mechanics said that it would cost (   ) 700 dollars to fix my car.
 ① on me     ② me
 ③ to me     ④ for me


《解説》
costの語法を問う問題。

costは"cost O1 O2"で「O1(人)にO2(お金)をかけさせる」という意味になるので、②meが正解。