大学受験 英語勉強法〜センター英文法(2010年度本試②)/解説編〜 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『センター試験』の2010年・本試、その問4~問6の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。

問4.I was talked (   ) buying a big car by my sister.
 ① about      ② away from
 ③ out of      ④ to


《解説》
talkに関するイディオムを問う問題。

talkは原則自動詞だが、他動詞として使われる例外がある。これがtalkに関するイディオム。

具体的には"talk O into doing ..."で「Oに~するように説得する、Oを説得して~させる」という意味の熟語、また逆の意味として"talk O out of doing ..."で「Oに~しないように説得する、Oを説得して~させない」という意味の熟語がある。

よって、③out ofが正解。

問5.If I hadn’t broken up with Hannah last month, I (   ) going out with her for two years.
 ① had been     ② have been
 ③ will have been   ④ would have been


《解説》
仮定法を問う問題。

if節内を見ると"hadn't broken up"とあるので、「仮定法過去完了」だと判断できる。

主節を見て、特段『時を表す表現』もないので、主節も「仮定法過去完了」になるように選択肢を選べば良い。

よって、④would have beenが正解。

問6.The puppy at the rescue center looked happy to have been (   ) by the little girl.
 ① choice      ② choose
 ③ chose      ④ chosen


《解説》
不定詞内の能動・受動を問う問題。

空所の前後にbeenやbyがあることより、空所には過去分詞が入り、受動態を作ると判断できる。

よって、④chosenが正解。