大学受験 英語勉強法〜センター英文法(2008年度本試①)/解説編〜 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『センター試験』の2008年・本試、その問1~問3の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。

問1.The soccer game was shown on a big screen in front of (   ) audience.
 ① a large     ② a lot of
 ③ many      ④ much


《解説》
名詞とそれに付く形容詞を問う問題。

まず空所の後ろにあるaudienceに着目。この時点で③manyは×。manyは"many+可算名詞の複数形"という形で使っていく。

次にaudienceに②a lot ofや④muchが使えるかが問題となるが、audienceやpopulationなど『数量的な枠』を表すものには使うことができない。

このようなものにはlargeやsmallを使うことによって「枠の大小=数量のサイズ」を表していく。よって①a largeが正解。

問2.I am afraid I am not prepared to (   ) the risk of losing all my money.
 ① catch      ② deal
 ③ put       ④ take


《解説》
熟語力を問う問題。

空所の後ろにあるthe riskと熟語を組む④takeが正解。

なお、take [run] the risk of doing ...で「…する危険を冒す」という意味。

問3.The catalog (   ) that this year’s model is slightly cheaper than last year’s.
 ① says      ② speaks
 ③ talks      ④ tells


《解説》
「言う」関連語の語法を問う問題。

空所の後ろにthat節があることから、②speakと③talksは×。

残った①saysと④tellsはthat節をOにとることはできるが、④tellsの場合、"S tell that SV ..."で「Sは…ということがわかる」という意味になり×。よって①saysが正解。

なお、今回のように"無生物S+say that SV ..."で「Sによると…だ」などと訳す形は頻出。