大学受験 英語勉強法〜センター英文法(2006年度本試②)/解説編〜 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

前回『センター試験』の2006年・本試、その問4~問6の問題を示しましたので、今回はその解説を行っていきますね。


問4.If the pain in your throat becomes worse, have it (   ) at once.
  ① check     ② checking  
  ③ to check    ④ checked



《解説》
選択肢がすべてcheck「~を調べる」であり、if節内で「喉の痛みがひどくなったら」と書かれているので、主節では「すぐに診てもらうべきだ」という内容になるものを選択すれば良いはず。

ここでitはyour throatを指しているので、「喉は調べられる側」と考え、空所にはp.p.形を入れれば良い。よって④checkedが正解。

なお、"have O(もの) done"で「(1)《利益》Oを~してもらう (2)《被害》Oを~される」という意味があることを確認。


問5.How did it (   ) about that summer in Tokyo is hotter than it used to be?
  ① come     ② take  
  ③ happen     ④ occur


《解説》
まず文全体の文構造を把握すると、itはthat以下を指す仮Sだと判断できる。よって"空所+about"で自動詞(ここではV1)になていると考えれば良い。

あとは選択肢を代入して意味が通じるものを選べば、"come about"で「生じる」となる①comeが正解。


問6.Could you call me back if (   ) not convenient for you to talk now?
  ① we are     ② it is  
  ③ you are     ④ I am


《解説》
convenientの使い方を聞いている問題。

convenient / inconvenientとnecessary / unnecessaryとpossibleは『人をSにとれない形容詞=ものをSにとる形容詞』の典型例。よって②it isが正解。

なお、②を本文に代入すると、itは後ろのfor you to talk nowを指す仮Sだとわかる(for youはto talk nowの意味上のS)。