今日も高2生の面談を行ってきました。
そこで今回は『「学習の転移」をフル活用して成績をどんどん上げていく』ということについて書いていこうと思います。
●情熱がモチベーションを高める要因となる●
僕は今でこそ英語講師をしていますが、もともとはバリバリの理系。
最も得意な教科は数学でした。
特に高校受験のときは、もはや高校入試レベルで解けないものはほぼないという状況でした。
それが高校時代も続き、やはり大学受験時も最大の得意教科は数学という状況でした。
ただそれを仕事にすることはなく、『得意よりも好きな教科であった英語』を教える道へと進んだのです。
とはいうものの、最初は数学の講師になろうと思い、京大の理学部に行きたいと思っていました。
学力的には無理ではなかったものの、実際にそこにいる数学マニアとも呼べる人たちのレベルを実感するときがありました。
そのレベルは、一時期は数学においては、日本でも最強のうちの1人だった僕でも、到底及ばないものだと思ったのです。
ここで冷静になり考える自分がいました。
「ここまでのレベルに本当になる必要があるのか?」「そもそも数学を教えることにこだわる必要があるのか?」と。
そうしているうちに「いやいやそもそも好きな教科は英語じゃないか。じゃあ英語を教えるようになったらいいんじゃないか?」と考えるようになりました。
これが僕が英語講師を目指すようになったキッカケです。
よく『好きを仕事に』なんて言いますが、僕はこれを貫きたいと思いましたし、今でも思っています。
理由は簡単です。『「これをしたい!」という情熱が自分を支える最大の力となる』からです。
実はこれは生徒にとっても言えるのではないかと思います。
今日面談してきた子は今高2なのですが、もともと生物が好きで好きで仕方なく、その結果、今まで学校になかった生物部を立ち上げるに至ったのです。
もちろん対象として好きというのと、科目として得意というのは違うと思います。
でも、勉強する際にモチベーションを高めるには、やはりこのような『自分が触れるものに対する情熱』が最も力となってくれるのではないかと思っています。
また、このように情熱を持って好きな科目を「得意教科」に変えていくと他の教科にメリットが出てきます。
こんな経験はないでしょうか? 野球がうまい人はソフトボールの上達も早かったり、英語を習得している人は他の言語の習得が早かったりするというものです。
これは脳の仕組み上、当然のことなんですよね。
つまり、『ある分野の理解の仕方を覚えると、他の分野に対する理解の仕方までが上達する』わけです。
まさに数学はこれが適応しまくれるわけですね。
ある問題の解法を理解し覚えていけば、同じようなパターンの問題にも当てはめることができるというものです。
実際にこれは『学習の転移』と呼ばれているもので、脳の働きとして理解されているものです。
せっかく脳にはこんな便利な仕組みがあるのです。
今日面談を担当したこの子には、「まず好きで得意にしやすい教科を徹底的にやり込んでいこう。そしてメドがはっきり立ってから他の教科も強化していこう」と話しました。
その子は医学部志望の高2ということもあり、そして親御さんも来ていたこともあり、さらに深いところまで様々話していきました。
ひとまず1回目の面談として伝えられることは伝えたと思います。
次の面談時にまた別のステージに立っているこの子の姿を見てみたいですね!
そこで今回は『「学習の転移」をフル活用して成績をどんどん上げていく』ということについて書いていこうと思います。
●情熱がモチベーションを高める要因となる●
僕は今でこそ英語講師をしていますが、もともとはバリバリの理系。
最も得意な教科は数学でした。
特に高校受験のときは、もはや高校入試レベルで解けないものはほぼないという状況でした。
それが高校時代も続き、やはり大学受験時も最大の得意教科は数学という状況でした。
ただそれを仕事にすることはなく、『得意よりも好きな教科であった英語』を教える道へと進んだのです。
とはいうものの、最初は数学の講師になろうと思い、京大の理学部に行きたいと思っていました。
学力的には無理ではなかったものの、実際にそこにいる数学マニアとも呼べる人たちのレベルを実感するときがありました。
そのレベルは、一時期は数学においては、日本でも最強のうちの1人だった僕でも、到底及ばないものだと思ったのです。
ここで冷静になり考える自分がいました。
「ここまでのレベルに本当になる必要があるのか?」「そもそも数学を教えることにこだわる必要があるのか?」と。
そうしているうちに「いやいやそもそも好きな教科は英語じゃないか。じゃあ英語を教えるようになったらいいんじゃないか?」と考えるようになりました。
これが僕が英語講師を目指すようになったキッカケです。
よく『好きを仕事に』なんて言いますが、僕はこれを貫きたいと思いましたし、今でも思っています。
理由は簡単です。『「これをしたい!」という情熱が自分を支える最大の力となる』からです。
実はこれは生徒にとっても言えるのではないかと思います。
今日面談してきた子は今高2なのですが、もともと生物が好きで好きで仕方なく、その結果、今まで学校になかった生物部を立ち上げるに至ったのです。
もちろん対象として好きというのと、科目として得意というのは違うと思います。
でも、勉強する際にモチベーションを高めるには、やはりこのような『自分が触れるものに対する情熱』が最も力となってくれるのではないかと思っています。
また、このように情熱を持って好きな科目を「得意教科」に変えていくと他の教科にメリットが出てきます。
こんな経験はないでしょうか? 野球がうまい人はソフトボールの上達も早かったり、英語を習得している人は他の言語の習得が早かったりするというものです。
これは脳の仕組み上、当然のことなんですよね。
つまり、『ある分野の理解の仕方を覚えると、他の分野に対する理解の仕方までが上達する』わけです。
まさに数学はこれが適応しまくれるわけですね。
ある問題の解法を理解し覚えていけば、同じようなパターンの問題にも当てはめることができるというものです。
実際にこれは『学習の転移』と呼ばれているもので、脳の働きとして理解されているものです。
せっかく脳にはこんな便利な仕組みがあるのです。
今日面談を担当したこの子には、「まず好きで得意にしやすい教科を徹底的にやり込んでいこう。そしてメドがはっきり立ってから他の教科も強化していこう」と話しました。
その子は医学部志望の高2ということもあり、そして親御さんも来ていたこともあり、さらに深いところまで様々話していきました。
ひとまず1回目の面談として伝えられることは伝えたと思います。
次の面談時にまた別のステージに立っているこの子の姿を見てみたいですね!