英文解釈をやってみよう!(7)〜解説編〜 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

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中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

さて前回の英文解釈問題(7)の解説をしていきましょう! これは(6)の内容の確認問題なので、細かいところまで正確に合っていることを期待したいですね!


前回同様、難関大志望者用に簡略な解説をしていきますね。


なので、もし解説でわからない部分がある場合は、どうぞ、このブログのメッセージやFacebookのメッセージ機能から送って頂ければと思います!


なお、[  ]は名詞のカタマリを、(  )は形容詞のカタマリを、<  >は副詞のカタマリを表しています。

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●解説●
He will make the lives(of those((whom)he comes in contact with)<unnecessarily> disagreeable.



HeがS、will makeがV5、the livesがO、disagreeableが形容詞でCとなっている第5文型の文。


なお、"-able"で終わっている語は形容詞であるという基礎知識も確認しておこう。


また"-able"には《可能》「~できる」の意味以外に、《受身》「~される」(原則「もの」をSにとる)も含まれていることも合わせて覚えておこう!


詳細には、”those he comes ~ with”部分は”名詞 SV ~”という形になっているので、「名詞と"SV ~"の間に関係代名詞を補って」考えればよい。


なお、disagreeableは形容詞なので、名詞修飾とC(補語)の2つの可能性があるが、今回は修飾する名詞がないので、Cと判断し、makeが第5文型と判断すればよい。


ただ実際には、「makeは第5文型をとる典型的動詞だから、前から読む時点で第5文型かな?と予想して読む」ようにするのが基本


なお、unnecessarilyが"comes in contact with"ではなく、disagreeableにかかる点にも注意(これは意味から判断していると考えておけばよい)。



●全訳●
彼は接触する人々の生活を不必要に不愉快にしてしまうだろう。