英文解釈をやってみよう!(5)/解説編 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

さて前回の英文解釈問題(5)の解説をしていきましょう! 


前回同様、難関大志望者用に簡略な解説をしていきますね。


なので、もし解説でわからない部分がある場合は、どうぞ、このブログのメッセージやFacebookのメッセージ機能から送って頂ければと思います!


なお、[  ]は名詞のカタマリを、(  )は形容詞のカタマリを、<  >は副詞のカタマリを表しています。

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●解説●
<In schools>, we learn[how to read and write, add and subtract], and, <along the way>, we acquire a variety of intellectual tools(to help us achieve <in life> [whatever goals we choose]).



weがS、learnがV3、how to ~ subtractがOとなっている。"how to do ~"は「~する方法」「どのように~すべきか」と訳す形。


そしてその後ろのandは文と文を並列しており、weがS、acquireがV3、a variety of intellectual toolsがOなり、to help ~ chooseが形句を作りtoolsに修飾する。


なお、"along the way"は「(その)途中で」、"a variety of ~"は「様々な~」という熟語。


さらに、helpは”help O (to) do ~”で「Oが~するのに役立つ」という語法をとる。helpはSが無生物のとき、「役立つ」と訳すとよいことも覚えておく


またachieveはV3だが、直後にOがない。ただしin lifeは前置詞+名詞で副詞句を作るので、いったん飛ばして見ると、その後ろにwhatever節があるのでこの部分がOとなる。


なお、”whatever 名詞 SV ~”は今回『強意用法』であり、「~するどんな名詞でも」「どんな名詞であれ~する名詞」と訳せばよい。前者の訳の方が有名ですが、校舎の訳も是非覚えておきましょう!


読解のポイントとしては(1)の問題でもあったように、『動詞は意味から自動詞(後ろにOをとらない)か他動詞(後ろにOをとる)かを判断する』『他動詞と判断できれば、後ろにOとなる名詞を探す』というものです。


●全訳●
学校で、我々は読み書き、足し算引き算のやり方を習う。そして、その途中で、我々がどんな目標を選ぼうとも、その目標を人生で達成するのに役立ついろいろな知的道具を手に入れる。