集中力をいかに継続するのか | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

多くの受験生を担当していると、よく「集中力がなかなか続かないんですけど、どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。


そこで今回は『集中力をいかに継続するのか』について書いていこうと思います。

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●トップギアの集中を重ねていく●
しっかり睡眠をとって、朝から意気揚々と勉強や仕事に取り組もうと思っているのになかなか集中できない。


こんな経験はないでしょうか?


正直、僕自身も何度でもこのような経験はしています。


ただそれが休日であればまだ良いものの、仕事の日などであれば、なかなか悩ましいことになります。


このような経験がある人は誰もが「集中力が続かないな~。どうやって続ければいいのかな?」なんて思うことがあると思います。


よく「集中力は○○分しか続かない」なんてことを目にすると思いますが、結局のところ『集中力は続いて15分~30分』というもののようですね。


疲れが溜まっていないときはもっと長い間集中できることもあるでしょうが、疲れてくるとなかなかそうはいきません。


そうなってくると、実際に15分程度しか集中できないというのはザラだと思います。


残念ながら、人間の性質上、このような特性が決まっているなら、「集中力を長時間継続しよう」という発想自体が間違っていることになります。


つまり、『集中力は15分なら保つ。じゃあ、その15分をいくつも積み重ねればいいんだ!』という発想に切り替えることが重要になってくると思います。


『集中しているのかどうかわからない状態をダラダラ続けるのではなく、短いトップギアを数多く並べていく』


これが集中力をトータルで見れば維持するコツではないでしょうか?


よくダラダラした集中を1~2時間続け、その結果余計に疲れがたまり休憩も1時間くらいとってしまう子もいます。


もっと時間効率が悪い子も多数いるほどですね。


そんな非効率なことをするくらいなら、始めから『15分集中&5分休憩』という組み合わせを何度でも重ねていった方が、結果として集中している割合が上がることになります。


発想はいつも逆転です。


集中力を長く続けようという発想をするのではなくて、細切れのトップギアでの集中を重ねていけば良い、と思ってほしいですね!